『アンチヒーロー』第5話 長谷川博己と対峙した野村萬斎に「クセ強演技が癖になる」「ラスボス顔」の声

2024年5月14日(火)18時15分 All About

5月12日に放送されたドラマ『アンチヒーロー』第5話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:TBS『アンチヒーロー』公式Webサイト)

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長谷川博己さんが主演するドラマ『アンチヒーロー』(TBS系)が折り返し地点を迎え、主人公・明墨弁護士の真の目的がうっすら見え始めてきました。5月12日に放送された第5話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

第5話のあらすじ

弁護士の明墨(長谷川博己)は、検事正・伊達原(野村萬斎)と対峙(たいじ)。12年前に千葉で起きた糸井一家殺人事件で志水(緒形直人)を死刑囚にしたのは、当時検事だった明墨だと明かされます。明墨に対し、全てが思い通りにいくと思うなよと語る伊達原。
一方、紫ノ宮(堀田真由)は父・倉田刑事部長(藤木直人)から会って話がしたいと連絡を受け、12年前の志水の事件と、今まさに明墨が弁護を担当する連続不同意性交被害事件に倉田が関わっているからだと推察。父は何を隠蔽(いんぺい)したのか、明墨に問う紫ノ宮。「私は君を利用している。なら知りたいことはお互い同じなのでは?」と、利害が一致している者同士、うまくやろうと語ります。
不同意性交被害事件の3件目で、警察と被害者が結託していることを明るみに出す方針で、被害者の絵里(早見あかり)、前任弁護士の宇野(和田聰宏)、倉田の三つどもえを崩すべく動く明墨たち。明墨と赤峰(北村匠海)が絵里、宇野を落とす一方、紫ノ宮は父・倉田と対峙します。「今も私が尊敬する正義の警察官でいる?」という問いに息をのみつつも何も語らない倉田。紫ノ宮は「法廷で真実を明らかにする」と宣言。
裁判では絵里が弁護人側に脅されたと、赤峰との会話録音を提示。検察側は弁護人側を追い詰めようとするも、先に手を打っていたのは明墨ら。絵里は証言を翻し、警察に全ての矛先が向くよう、明墨は弁論を展開します。記者会見を行った明墨は、不同意性交被害事件の弁護を前任の宇野に戻すと話し、警察の闇を糾弾。倉田には逮捕状が出て自宅も家宅捜索に。
「私はどうすれば」と思い悩む紫ノ宮に、明墨は「罪を犯した人間を父親と思うのか切り捨てるのかは君の自由だ」と語ると、「君にははっきりとした意志がある。それをぶつければいい。弁護士として、娘として」と助言するのでした。そんな中、明墨が無罪に導いた緋山(岩田剛典)が明墨のもとへ来訪。明墨は緋山に「そろそろ始めましょうか」と語りかけ——。

長谷川博己×野村萬斎の緊迫感あふれる対峙

逮捕寸前の倉田と再び対峙した紫ノ宮。12年前の事件でも父が何かを、誰かを守るために口をつぐんでいたのではないかと問うも、倉田は「俺のことは忘れろ」とだけ告げました。さらに緋山も再登場し、12年前の殺人事件とこれまでの事件がどうつながってくるのか、いよいよ気になる展開に。
X(旧Twitter)では、「野村萬斎のクセ強演技めっちゃ癖になる。長谷川博己との絡み最高だった」「伊達原検事正、完全に悪のラスボス顔してた」「赤峰も段々と染まってきた感じがするね。イケメンを武器にして、口調も若干明墨みたいなの笑った」「明墨の『そろそろ始めましょうか』何が始まるのか恐ろしくて楽しみ」などのコメントが寄せられています。
第6話で明墨が請け負うのは、かつて政治家のスキャンダル記事を書いていた、出版社の女性副編集長の弁護。明墨が次にターゲットとして狙うのは、政界なのでしょうか。明墨が描く計画の全貌やいかに。物語も中腹に差し掛かる中、クライマックスへ向けてどう展開していくのか注目です。
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。
(文:地子給 奈穂)

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