宇野昌磨、昨年9月の自分に驚き「スゴく意識高い」 引退直後に自身を称える

2024年5月14日(火)15時19分 オリコン

昨年9月の自分に驚き称えた宇野昌磨 (C)ORICON NewS inc.

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 競技生活からの引退を発表したフィギュアスケーターの宇野昌磨(26)が14日、都内で記者会見を行った。

 シックなスーツに身を包み、「このたび、私は、現役フィギュアスケート選手を引退することとなりました」と報告。ファンや関係者に感謝を伝えた上で「今後もスケートを、プロとしてですけれども、スケートを続けていくことには変わりはない」とプロ転身を表明した。終始笑顔で語り、涙はなかった。

 2年ほど前から引退を考えていたという。そんな中、今シーズン直前の昨年9月に行われたインタビューが公開された。そこでは「小さい時に僕が憧れたフィギュアスケートが、いったいどんなものだったのか。僕は高橋大輔さんのスケートを見て、フィギュアスケートをやりたいと思った。ジャンプの難易度が上がるのは本当に素晴らしいことだと思うけど、両方があってこそのフィギュアスケートというのを、僕がこういう結果を残せたからこそ、自分がやりたいスケートを目指したいと今思っている。僕に残っているフィギュアスケート人生をかけて僕が最初にやりたいと思ったことを今だからこそ体現したい。点数になりにくい部分を練習しても、そこは自己満足の世界。でも、その崎にフィギュアスケートに何が起こるのかを見てみたい。取り組んだものがフィギュアスケートにおいていいものになればいいなと思っています」と語っていた。

 映像をじっくり見た宇野。当時の思いを振り返ると「スゴく意識高いなって思います」と照れ笑い。「引退して間もないんですけど、彼はよくやったなと僕は思います」と過去の自分を称えていた。

 宇野は9日に自身のインスタグラムを通じて「この度、現役選手を引退する決断を致しました」と発表。「5歳の時にスケートと出会い、21年間続ける事ができ、素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝しております」とつづっていた。

 1997年12月17日生まれ、名古屋市出身。幼少期からフィギュアスケートを始め、2015年に世界ジュニア選手権優勝。18年平昌五輪で銀メダル、22年北京五輪で銅メダル。22年・23年の世界選手権を連覇した。全日本選手権は6回優勝。所属はトヨタ自動車、マネジメントは今年5月からヒーローズマネジメント。同社は、交際を公表している本田真凜(22)のマネジメントも手がけている。

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