“シトロエン愛好家”ジャルジャル後藤、愛車『エグザンティア』を紹介 “クルマ遍歴”も

2024年5月16日(木)12時0分 オリコン

BS朝日『カーグラフィックTV』に出演した(左から)MCの松任谷正隆とゲストのジャルジャル・後藤淳平 (C)BS朝日

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 お笑いコンビ・ジャルジャル後藤淳平が、23日放送のBS朝日『カーグラフィックTV』(毎週木曜 後11:00)に出演。愛車である『シトロエンエグザンティア』を紹介した。

 1984年10月のスタートから今年40周年を迎える同番組。これを記念し、40周年アニバーサリー企画として月に1回、車を愛する各界の有名人をゲストに迎え、その愛車を紹介しつつ、番組MCの松任谷正隆と車にまつわるトークに花を咲かせる。これまで、雅楽師の東儀秀樹、雑誌『カーグラフィック』OBの吉田匠氏、クレイジーケンバンドの横山剣、俳優の光石研がマンスリーゲストとして登場してきたが、今月はジャルジャルの後藤淳平が登場。

 車の世界とは縁遠い雰囲気の後藤だが、実は「突然変異的に車好きになった」という。とはいえ、車について「自分から発信することがなかった」ため、オープニングでは「(自分のような)生半可な知識で出演していいのでしょうか?」とやや及び腰。緊張の面持ちでスタートした収録は、松任谷が後藤の“クルマ愛”をじっくりと引き出すゆったりしたトークを展開。次第に後藤の心もほぐれていき、終盤には車好きの仲の良い友人同士がにこやかに語り合う、というような和気あいあいとした雰囲気に。

 今回、後藤が番組で紹介する車は、故障の少なさや乗り心地の良さで日本でも人気が高い『シトロエンエグザンティア』。松任谷も同番組で何度か乗っており、さらに雑誌『カーグラフィック』とも縁が深い車だという。後藤さんと松任谷は同車に乗り、あらためて車に対してどのような思いを抱くことになったのか?車内での会話に注目だ。

 またトークでは、まったく興味がなかった車を後藤が突然「買おう!」と思ったきっかけや、そこから『エグザンティア』にたどり着くまでの“クルマ遍歴”など、あまり聞くことがなかった後藤と車の素敵な関係を松任谷がじっくりと掘り起こしていく。後藤のこれまで気になってきた車を聞きつつ、女性の好きなタイプや付き合い方にまで突っ込む松任谷に、さすがの後藤もタジタジに。同番組ならではの松任谷のトークマジックに後藤はもちろん、周囲のスタッフからも笑いがわき上がる楽しい対談となっている。

■後藤淳平一問一答
——『カーグラフィックTV』からゲスト出演の依頼がきたときは?
【後藤】「車好きとしてのゴールだなと思いました。『カーグラフィックTV』さんで松任谷さんと対談させていただくのはゴールやなと(笑)。自分の中では頂点みたいなものですから、最初は緊張もしましたね。収録が始まったときは、すべて身を委ねようと思いました(笑)」

——普段の後藤さんにあまり車のイメージはなかったのですが?
【後藤】「そうですね。あまり自分から発信することはないので。コントなどでも二人ともに車が好きならネタに反映されるかもしれないですけど、僕だけなので」

——それだけ普段は見られない後藤さんが今日は拝見することができました。
【後藤】「そうですね。普段こんなに車の話をさせていただく機会はないので」

——松任谷さんとのトークはいかがでしたか?
【後藤】「むちゃくちゃ面白かったですね。いろいろ自分の内面まで見透かされたような気がして(笑)。好きな女性のタイプを例えとして使われたり面白かったです(笑)。僕としては車について普通にアドバイスをいただきたいと思っていました」

——今回は『シトロエンエグザンティア』をお持ちいただきましたが
【後藤】「あの車の良さをちゃんとわかってくれる方がなかなかいないので。今回が日の目を見るチャンスだと思って持ってきました。乗り心地はいいですね。今はああいう癒やし系の車が好きですし、乗る頻度も高いですね。そんな『エグザンティア』の話ができて、乗っていて良かったなと思いました」

——ジャルジャルのファンの方、車好きの方が番組をご覧になると思いますが、みどころは?
【後藤】「普段僕が『エグザンティア』のことをしゃべることはないので、お笑いのファンの方には『そういう車なんや』と知ってもらえると思いますし、車好きの方には『あ、エグザンティア持ってきたか』と思ってもらえるかなと。そんな目線にも耐えうる(笑)、両方の皆さんに対していいお話ができたんじゃないかなと思います。今回の番組出演をきっかけに、意識していなかった車を意識するようになるかもしれないですね。車っていっぱいありますし、そこがまた楽しいところではありますから」

■松任谷正隆 コメント
——今回のゲストはジャルジャルの後藤さんでしたが、松任谷さんはお笑いはご覧になるんですか?
【松任谷】「いやーあまり見ないんですよね。だからジャルジャルさんについても、今回初めて知ったぐらいで(苦笑)」

——ではトークもどう進めようかな、と思案されたのでは?
【松任谷】「僕はわりとお笑いフィールドの方は苦手なんです。いろいろな想像はしてきましたけど、でも選んでいる車が選んでいる車だったので、もしかしたら話が合うかもしれないな、ぐらいにはちょっと思っていました。でも、実際にお話してみるとナイスガイで。なんかちょっと同じ世界にいる人みたいな感じすらしましたね」

——車好き同士の友人が会話しているようで楽しそうでした。
【松任谷】「そうですね、あの後藤さんの価値観が僕はとても好きですね。車にはその車としての魅力があるんだけど、それ以外、持ち物としての存在感みたいなものがあまり前に出ない車が好き、という。アンダーステイトメントな考え方はとても共感できます。自分でもわりとそういう風にしたいなと思っているタイプなので、似たもの同士かなと思いました」

——お持ちいただいた『シトロエンエグザンティア』についてはいかがでしたか?
【松任谷】「『カーグラフィック』の初代編集長の小林彰太郎さんが晩年に『エグザンティア』を頻繁に褒められていたんです。二言目には『エグザンティア』とおっしゃっていましたが、なんかその意味がわかったような気がしました。いい車ですよね」

——松任谷さんはお乗りになってどんな感想をお持ちですか?
【松任谷】「番組でも何回も乗りましたが、久しぶりに乗ると物差しが変わっているせいか、あーこんな車だったんだ、というのがわかりました。普通は古いなと思うことが多いんですが、そうは思わなかったですね」

——今回、後藤さんを迎えてのアニバーサリー特集のみどころは?
【松任谷】「後藤さんの普段は見られない車を通しての美意識みたいなものが、僕は好きですね。それが伝わるといいなと思います。すごく素敵なので」

——毎回ゲストの美意識や素顔を巧みに掘り起こされています。コツみたいなものがあるのでしょうか?
【松任谷】「いやいや、そんなことはないですけど。まぁ、コツがあるとしたら僕自身の失敗談を話すことですよ(笑)」

オリコン

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