石原さとみ、迷子見つかり号泣「怖かった」 子どもが失踪する母役「1年以上生き続けている」

2024年5月18日(土)14時43分 オリコン

映画『ミッシング』公開記念舞台あいさつに登壇した石原さとみ (C)ORICON NewS inc.

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 俳優の石原さとみ(37)が18日、都内で行われた映画『ミッシング』公開記念舞台あいさつに登壇。子どもが疾走する母・沙織里を演じた石原は、プライベートで迷子に遭遇したことを明かした。

 石原は先日、家族と大きな公園でピクニックをしていたところ、迷子のお知らせがあったそう。「見わたしたら叫んでいるお母さんがいて、この人がお母さんだとわかりました。本当に鬼気迫る表情と声に胸が引き締められました」と当時の心境を告白。40分近くにわたって石原も迷子を捜したそうで「ずっと怖かったんです」と振り返った。

 閉園時間も迫った帰り際、サービスセンターで大号泣して走っていく母を見つけた石原は「サービスセンターで迷子になった子について聞いたら、『たった今、見つかりました』と。すごく安心して泣けてきました」と、母の気持ちに寄り添った。

 そして「沙織里という役を演じて、自分の財産となる、知らなければいけない感情を知ることができました」と感謝。「1年以上経っても沙織里の気持ちが生き続けているんだなと知りました」と続け、「少しでも彼女の苦しさが伝わったらいいな。誰かに優しい言葉をかけてくださる行動が増えたらいいなと心から願っています」と一礼した。

 石原の話を隣で聞いていた青木は、耐えられず涙をぬぐう場面もあった。

 今作は、幼女の失踪事件をきっかけに、苦しむ母や家族、マスコミの報道やSNSの誹謗中傷を描くストーリー。石原と青木崇高は、幼女の両親役となり、世間と現実のギャップに心をなくしていく妻・沙織里と、すれ違う夫・豊を演じる。

 イベントには、中村倫也吉田恵輔監督も登壇した。

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