ゆりやんレトリィバァ、映画監督デビュー決定 アメリカ拠点に活動へ「12月に渡米することに決めました」

2024年5月19日(日)11時13分 モデルプレス

ゆりやんレトリィバァ「K2 Pictures 記者会見」(C)Kazuko Wakayama

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【モデルプレス=2024/05/19】お笑いタレントのゆりやんレトリィバァが現地時間18日、フランス・カンヌにて行われた日本発の映画製作ファンド「K2P Film Fund I(読み:ケーツーピー フィルム ファンド ファースト)」のクリエイターの発表会に登壇。12月に芸能活動の拠点をアメリカに移すとともに、映画監督デビューすることを発表した。
◆ゆりやんレトリィバァ、映画監督デビューに意気込み
日本でコメディアンとして活躍するだけでなく、4月にアメリカで開催された世界最大級の音楽フェスティバル「コーチェラ」にサプライズ登場し注目を集めたゆりやん。この日は、参加者を前に「ご覧いただいて分かるように、私は国会議員なんです。嘘です。コメディアンなんです。このような場に一緒に立つことができてとても嬉しく思っています」とゆりやんらしいボケを英語で披露し、笑いを誘いつつも挨拶した。
映画監督デビューについては「数年前に、朝のテレビ番組で『映画監督になりたい』と言ったのをたまたま、K2 Picturesの高橋大典プロデューサーが見てくださっていて声をかけてくれました。『ずっと抱いていた夢をこんな風に叶えていただけるんだ!』と思いそれからいろんなところで言うようにしています(笑)」と話し、「K2 Picturesには感謝してもしきれませんので、絶対に恩返しできるように頑張ります!!」と喜びを語った。
さらに「12月にアメリカに引っ越して芸人として活動しようと決めまして、芸人だけでなく世界に映画監督として作品を届けられるように頑張りたい」と活動の拠点をアメリカに移すこともあわせて宣言。映画監督として大先輩でもある三池崇史氏、⻄川美和氏に「(映画監督として)1番必要なことを教えてください!」と新人らしく勢いよく質問を投げかけた。
三池氏は「まずは絶対後悔しないように。成功するかおもしろいものになるかやってみないと分からないし、興行的にも映画祭などでも評価されるかは分からない。自分の面白いと思うものを後悔しないように作るのは絶対に必要だと思います」、西川氏は「難しい質問ですが、たくさんの人と関わる映画作りは厳しくとも豊かな仕事だと思います。ゆりやんさんの才能だけでなく、多くの人たちの力を借りてチームで作っていくのが大事なことだと思います」とエールを込めてアドバイス。ゆりやんは「お2人からの言葉を受けて、クリント・イーストウッドならぬ、ユリント・イーストウッドになります!」と意気込みを語った。
◆「K2P Film Fund I」ビジョンをプレゼン
同発表会では、K2 Pictures代表の紀伊宗之氏がファンドが成立し動き始めたことを発表すると同時に、「新たな国内外投資家の日本映画産業への参入」「クリエイターへの利益還元」を推し進める同ファンドのビジョンをプレゼンテーション。ファンドという形で日本映画への国内外の新たな資本参入を活発化させることを説明し、クリエイターやスタッフへの利益還元の割合を増やすことで、若い作り手が映画業界に希望を抱き飛び込める業界にすることを目指していくことを明かした。
また、ファンドの投資期間を8年に設定し収益を再投資することで、キャリアのある監督だけでなく、次世代の新たな才能の発掘にも取り組んでいくことを発表。具体的に、今回映画監督デビューとなるゆりやんのほか、枝優花、広瀬奈々子ら新進気鋭の若手映画監督との作品製作が現在準備中となる。資本だけでなく、国際共同製作を推し進めていくことも発表され、現在フランス、ドイツ、アメリカ、ブラジル、韓国との企画を進行しており、その輪をもっと広げていくことを宣言した。(modelpress編集部)
◆ゆりやんレトリィバァコメント
今年の12月に渡米することに決めました!ゆりやんレトリィバァから世界でYURIYAN RETRIVERになれるように頑張ります!芸人としてだけでなく、今回、K2 Picturesと共に制作する作品と共に映画監督としても渡米して世界中のみなさまにこの作品をみていただけるようになりたいです!K2 Picturesが生んだ、ユリント・イーストウッドになります!お楽しみにしていてください!
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