清水国明、都知事選立候補に「背水の陣で臨む」 『噂の東京マガジン』降板の舞台裏も明かす

2024年5月30日(木)16時10分 オリコン

記者会見に登壇した清水国明 (C)ORICON NewS inc.

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 タレントの清水国明(73)が30日、都内で記者会見を開き、7月7日投開票(6月20日告示)の東京都知事選に立候補すると表明した。清水はBS-TBS「噂の!東京マガジン」を降板したことを明らかにし、タレントとしての退路を断って立候補の意思を固めたと強調した。

 同番組の人気企画「噂の現場」で清水はこれまでに都内1700ヶ所以上を取材したという。しかし、「困っている方、行政にもマイクを向けてきたが、最終的には行政の志の問題で、住民の声が届かない現状を感じてきた」と話し「このまま終わってしまうのではなく、行政側から都民の困り事を解決できる立場に立ちたい」と語った。

 また同番組を降板する際のやり取りも明らかにした。総合司会を務める森本毅郎に立候補を伝えた際には「番組を大事にされる方だから、怒られるんじゃないかと思ったら『面白い!』と言ってくれた。番組で取材しても、成果が出ない中で、忸怩(じくじ)たる思いを持っておられたと思う。『やってみろ』と背中を押された」と明かした。その上で「終わったら戻りますは情けない。自分としては背水の陣で臨む」と話した。

 清水は、今月7日に政治団体「清水国明と東京都の安全な未来をつくる会」を設立していて、諸派として立候補する。都知事選にはこのほか、現職の小池百合子知事が3期目を目指して立候補する方向で調整を進めているほか、立憲民主党の蓮舫参院議員や、広島県安芸高田市の石丸伸二市長らがすでに立候補を表明している。

 清水は1973年、京産大時代の後輩・原田伸郎とフォークデュオ「あのねのね」を結成。デビュー曲「赤とんぼの唄」が大ヒットした。ラジオやテレビ出演を続ける一方、NPO法人「河口湖自然楽校」を主宰し、2011年の東日本大震災発生時は被災者受け入れなどを始め、災害被災地の支援活動も多数行ってきた。私生活では2009年に十二指腸がんを患ったことを公表。手術を受け、無事成功したことが発表されていた。

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