「虎に翼」今日が最後...よね、寅子と6年ぶり再会も“拒絶”ネット心配「轟に救われる」「心の底では」

2024年6月17日(月)8時15分 スポーツニッポン

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は17日、第56話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第56話は1949年(昭和24年)1月1日、ついに家庭裁判所が発足。多岐川幸四郎(滝藤賢一)は庭で“滝行”をしながら、家裁の「5つの性格」を佐田寅子(伊藤沙莉)らに伝える。1月4日、設立記念のパーティーの後、寅子は最高裁判所長官・星朋彦(平田満)から直々に新たな辞令。最高裁判所家庭局事務官と東京家庭裁判所判事補を兼務。念願の「裁判官」として、寅子の新しい仕事が始まる…という展開。

 終戦から3年も「戦災孤児」が大きな社会問題に。家庭局の面々は視察のため、上野に足を運んだ。

 寅子がスリの少年・道男(和田庵)を追い掛けると、カフェー「燈台」は「轟弁護士事務所」に。中に入ると、道男を叱る山田よね(土居志央梨)の姿があった。

 よねは「こっち来んな」と制止。姿を現した轟太一(戸塚純貴)は「生きてたのか。よかった、本当によかった」と再会を喜んだ。

 寅子と轟は近況を報告。助手のよねは「資格がないのに、どう弁護士になる」「(轟の“どんな道を歩もうと、佐田の自由だろう”に)ああ、そうだな、好きな道を行けばいい。お互い死なずに済んでよかった。ただ、顔を合わすのは今日が最後だ」と突き放した。

 轟は「済まねぇ。今日は虫の居所が悪いようだ」。

 寅子は「ううん。裏切ったのは私だから。何もかも、ごめんなさい。あの時は、逃げることしかできなかったの」と謝った。

 小橋浩之(名村辰)は道男に絡まれる。轟は小橋、稲垣雄二(松川尚瑠輝)との再会を喜んだ。

 寅子とよねの再会は、ケンカ別れし、寅子が弁護士を辞めた第39話(5月23日)以来。劇中の年代は、第39話は1943年(昭和18年)とみられ、第56話は1949年(昭和24年)。約6年ぶりとみられる

 SNS上には「よねさんも意地張りすぎ」「よねさん、頑なすぎない?」「クッション役の轟が最高すぎる」「轟が轟のままでいてくれて救われる」「やっと轟が“生きててよかった!”を言ってくれた」「寅ちゃんの気持ちも分かることを前提に、今は壁をつくらないと自分の中で大事にしたいものが壊れるという感覚も分かる」「生死不明からの再会ボーナスという状況で諸々水に流したり素直になったりできずに壁をつくるよねさん、マジでよねさんなんだけど、そういう過剰な潔癖さが彼女の選択の範囲を阻んでいるところは大いにあると思うので彼女ももう少し真剣に考えるべき局面だよな」「よねさんは他面子が去っても裏切者と言わなかったし、寅子の結婚・妊娠を責めているわけでもない。ただ、体調を崩して追い詰められる寅子を助けられなかったし、頼ってもらえなかった。自分で自分を責めていて素直になれない。心の底では判事補を喜んでるはず」などの声が上がった。

スポーツニッポン

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