ロバート・パティンソン、バットスーツでの演技は「象徴的なマスクの存在感で、多くが伝わる」
2022年7月6日(水)12時0分 シネマカフェ
本作では、若く未熟で感情的、自分をコントロールできない人間味のあるブルース・ウェインがヒーローとして成長していく姿を描く。
インタビュー映像では、ロバートがバットスーツについて語る様子から始まる。「バットスーツを着ると、自分がすごく強くなった気分になるんだ。体格が10倍大きくなった気がして、力がみなぎる」とスーツが自身にもたらすパワーに触れると同時に「でもたった10分ほど軽く動き回るだけで、汗びっしょりになる」と、その苦労も打ち明けている。
「他の役柄にはないような、独特の難しさがあった」とマスクをつけての演技もかなり悩んだようで、「今まで自分が習得してきた演じ方は、まるで役に立たない。全く違う伝え方を学ぶ必要があった。最初は怖かったよ」と話す。
「どんなに頑張っても、スーツ越しでは何も伝わらない気がした。でも少しの動きでも象徴的なマスクの存在感で、多くが伝わると気付いたんだ。表情でいろいろ演技をする以上にね」と、多くの学びがあったことも明かしてくれた。
一方で、キャットウーマンを演じたゾーイは、本編でも華麗なアクションを披露しているが、スタントコーディネーターを務めたロバート・アロンゾとは小さい頃からの知り合いだったという。「実は7歳の頃彼にテコンドーを習ってた。今回 久しぶりに再会できてうれしかった」と言い、「彼がリアルさを大事にしてくれてよかった」と知られざるエピソードとともに、アクションシーンへのこだわりを明かしている。
また、特殊メイクにより、“別人すぎてわからない”と大変話題にもなったペンギン役のコリン・ファレルを見た当時をふり返り「信じられなかった!」とコメント。
「目の前まで来たので、なんとかコリンの面影を探したけど、見つからなかった。本作以外で彼にあまり会ったことがないから、いまだにコリンをよく知らない気がする。あのペンギンの顔でしか接してなかったから。撮影後に帰ろうとする彼を見て、あれは誰?”ってなった。でも動作や歩き方、話し方でペンギンを現実のものにしたのはコリン。本当に完璧にあのキャラクターを演じてた」と、その役作りに称賛を送っていた。
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