新田真剣佑×北村匠海『サヨナラまでの30分』ヒロイン役は久保田紗友

2019年8月20日(火)11時50分 映画ランドNEWS

新田真剣佑北村匠海がW主演を務める映画『サヨナラまでの30分』のヒロイン・村瀬カナ役に久保田紗友が抜擢された。



一年前に死んだバンドミュージシャンのアキ(新田真剣佑)。明るくて物おじせず、率先して人を引っ張っていく前向きな性格。アキとは正反対の性格で、人と関わる事が苦手な大学生の颯太(北村匠海)。そのせいで就職活動も失敗ばかりの颯太が、ある日拾ったカセットテープ。それが再生されるたった30分間だけ、颯太の体の中身は死んだはずのアキになる。出会うはずのない2人を繋いだカセットテープはアキが遺したものだった。颯太の体を借りて、アキは恋人やバンド仲間に会いに行く。それは颯太と彼女との出会いでもあった。アキと颯太の歌が彼女に届くとき、3人の世界が大きく変わり始める。


ドラマ「過保護のカホコ」「この世界の片隅に」で注目を集め、『ハローグッバイ』で長編映画初主演。「伊藤園 お〜いお茶 新緑」や「アットホーム」などのCMキャラクターとしても活躍の幅を広げる久保田。


弱冠19歳の彼女が演じるのは、アキ(新田)の生前のバンドメンバーであり、恋人でもあった“カナ”。バンドではピアノを担当していたが、アキが死んでバンドが解散してからは音楽も辞めてしまい、普通の大学生活を送っている。そんな中、颯太(北村)の体を借りてバンド再結成をたくらむアキがカナに近づいていく事により颯太とも関りをもつことになり、2人は次第に心を通わせていく。


久保田紗友 コメント




村瀬カナ役を努めさせて頂くことになりました久保田紗友です。


撮影に入る前の準備段階で、ピアノの練習やボイトレ、バンドメンバーとリハを重ねたりと、約半年程常に私の心の片隅にカナがいて、現場では自然と役に入り込むことができました。


カナは真っ直ぐで芯の強い女の子ですが、大切な人を亡くしそれでも前に進もうと頑張る姿に私自身共感して苦しいと感じることもありましたが、監督、スタッフ、キャストの皆さんの支えがあり、カナという人物、人生を全身で感じて向き合うことができました。


観て下さる皆さんの心にも残る作品になると思いますので、是非たくさんの方に届いて欲しいです。


監督:萩原健太郎 コメント




ヒロイン役のオーディションは、数ヶ月の間で数回に分けて行われたのですが、久保田さんとはその最後に会いました。負けず嫌いな性格が強く出た、まるでこちらを拒否しているような眼差しがカナというヒロイン像と重なりました。撮影が進んでいくにつれ、芝居に対しての感の良さはもちろんのこと、自らを解放しどんどん自由に、いきいきと変化していく姿に驚きました。久保田さんのお陰でカナという役が想像していたよりも何倍も魅力的なキャラクターになったと思います。


プロデューサー:井手陽子 コメント




何色にも染まっていないフレッシュなヒロインを求めて行ったオーディションで、久保田紗友さんと出会いました。その凛とした姿からは、言葉を発せずとも、熱い情熱を感じ、その眼差しは、鋭くも、温かくもあり、様々な想いを抱えて生きる “カナ”というキャラクターそのものだと感じました。撮影では、ふとした表情や、仕草に、何度も心震わされました。この出会いがあったからこそ、“カナ”というキャラクターは、飛躍し、成長できたと思っています。物語に新たな一面をもたらしてくれたこの出会いは、今思えば必然としか思えません。


映画『サヨナラまでの30分』は2020年1月に公開


(C)2020『サヨナラまでの30分』製作委員会


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