日産 × プレイステーション × プロレーサーを目指すゲームのトッププレイヤー　“日本発”のゲームから生まれた奇跡の実話『グランツーリスモ』をIMAXで観るべき理由とは――。

︎すべての要素にこだわり、世界最高レベルの臨場感を追求したのがIMAX！

① 視界いっぱいの巨大なスクリーン！
IMAXシアターに入ったら、まずはスクリーンの大きさに注目。床から天井、左右の壁から壁まで広がる大スクリーンはIMAXの特徴のひとつ。視野全体で映画を感じることができる。スクリーンと客席の距離が近く、表面も若干湾曲していることから、観客を映像が包み込み、まるで“映画の世界に入り込んだ”かのような臨場感を味わえる！

② 圧倒的な明るさ！
特許を持つ独自の映像処理技術「デジタル・メディア・リマスタリング技術（DMR）」により、映画製作者の眼に映った映像を最大限のクオリティで表現を可能に！上映に際しては最新鋭のプロジェクターを使用！それによって鮮明さと暖かみのバランスがとれ、細部までくっきりと映し出される明るくクリアな映像は、これまでにない圧倒的なリアリティをもたらす。その美しさに、きっとあなたも息をのむはず！

③ カラダの芯まで揺さぶる高精度なサウンド！
お腹の底まで響く大音響から肩ごしに聞こえるささやき、さらに人の耳では捉えきれない音域までカバーすることで、微妙なニュアンスも忠実に再現。聴くというより、“全身で感じるようなサウンド”を実現している。カスタムな配置と完璧なチューニングで、実際に“その場にいる”かのような臨場感を生み出し、シアター内の“どこに座っていても”理想的なリスニング環境になるよう設計されているから驚きだ！

︎時速320kmがもたらす失神寸前のGフォース。超高速＆大迫力のレース・アクション超大作『グランツーリスモ』をIMAXで体感せよ！2023年9月15日（金）公開

日本発のゲームから生まれた奇跡の実話が話題を呼び、全米オープニング NO.1 の大ヒットを獲得したハリウッド映画『グランツーリスモ』が、9月15日（金）より全国公開される。ゲームのチャンピオンは、本物のプロレーサーになれるのか──。そんな無謀な夢に向かって突き進んだ者たちの実話を、とことんリアルに再現した本作。巨大スクリーンと究極の没入感を促す音響設備が整うIMAXシアターで鑑賞すれば、時速320キロの猛スピードでサーキットを走り抜けるレーシングカーの、コックピットに座っている感覚が味わえる。

題材となっているのは1997年にプレイステーション用ソフトとして誕生したリアルドライビングシミュレーター「グランツーリスモ」と、日産、プレイステーション、ポリフォニー・デジタルによって2008年に始まり2016年まで実施されていたバーチャルとリアルを繋ぐ革新的なドライバー発掘・育成プログラム「GTアカデミー」。世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するため競い合わせて選抜するという、にわかに信じがたいプログラムだ。

プレイヤーの才能と可能性を信じてアカデミーを立ち上げたひとりの男（オーランド・ブルーム）と、「ゲーマーなんかが通用する甘い世界ではない」と思いながらも、ある理由から指導を引き受ける訳アリの元レーサー（デヴィッド・ハーバー）。そして幼い頃からレーサーになることを夢見る10代のゲームプレイヤーのヤン（アーチー・マデクウィ）。そんな年齢も境遇も全く異なる3人が、バーチャルなゲームの世界では百戦錬磨のトッププレイヤーたちと共に、それぞれの夢とロマンをかけ、不可能を可能にしていく……というなんともドラマチックな過程を、超エキサイティングかつエモーショナルに描いた驚きのリアルストーリー。運転技術・体力・精神力を鍛えるための想像を絶する過酷なトレーニングや、思わず目を覆いたくなるほどのド迫力のカーアクシデントの数々。不可能な夢に向かって彼らの希望や友情、そして葛藤と挫折が交錯する中で、いよいよ運命のデビュー戦を迎える──。リアルタイムで「グランツーリスモ」で遊び、背景を知っている熱狂的なファンはもちろんのこと「F1にもゲームにも取り立てて興味がない」という人たちにこそ、騙されたと思ってIMAXで本作を体感することオススメしたい。「日本発のあのゲームにこんなにも熱い物語があったとは！」と、必ずや胸を揺さぶられるはずだから。

メガホンをとるのは、『第9地区』『チャッピー』のニール・ブロムカンプ監督。NISSAN GT-Rを個人的に3台も所有するほどの車好きでもあるブロムカンプ監督は、朝から晩までゲームに勤しみ「レーサーにでもなるつもりか？ 現実を見ろ！」と父親にあきれられていただけの少年が、「免許もない状態からル・マンの表彰台に立つ」という、この何とも信じ難い実話を基にした本作の撮影にとてつもない熱量を持って臨み、これまではVFXを駆使したSF映画を得意としながらも、今回は「全て本物」であることにとことんまでこだわった。

撮影には本物のレーシングカーが使用され、世界各地の本物のサーキットで、GTアカデミーとル・マン 24時間レースのシーンの撮影を行ったばかりか、「役者たちが、本来出すべきスピードにかなり近い速度でコースを走っている」というから驚かされる。実際、本物のレーシングスーツを身にまとって主人公のヤン・マーデンボローを演じたアーチー・マデクウィは、「グリーンバックで撮ったものは一切ありません。全てリアルだからこそ、映画を見ていてもタイヤの焼ける匂いが伝わるし、僕の表情や顔の汗から、僕が感じていたのと同じ“G”が体感できるはずです」と胸を張る。

さらに「観客に映画の没入感や最大限の臨場感を味わわせたい」と考えた監督は、コックピットの内側と外側にカメラを設置。時速320キロで走る車窓の実景や極限状態におかれたドライバーの表情を至近距離で捉え、緊迫感あふれるパワフルなレースを活写するため、カーレースの TV中継などに導入されるシネマティック・ドローンと、ドローンレースでも使用される FPV（一人称視点）ドローンも採用。そして何よりエモいのは、この奇跡を成し遂げたヤン・マーデンボロー本人が、スタントドライバーとして本作に起用されていること。

イギリスの労働者階級出身で、「レーサーになりたい」と願い続けた少年が、日産の担当者と伝説的レーサーだったエンジニアと出会い、血のにじむような努力を続け、ゲーム出身であることを蔑む周囲からの悪質な妨害を物ともせず、身がすくむほどの恐怖を克服しながら運命の一戦へと立ち向かっていく姿は、どんな冒険映画よりもドラマチックで感動的だ。

車内温度60℃、スペースシャトル離陸時の宇宙飛行士の約2倍の重力。座っているだけで極限状態＆失神寸前の衝撃とエンジンの爆音。すべてを乗り越えたものだけが得られる究極のカタルシスをIMAXで体感せよ！

（文／渡邊玲子）

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