『CINEMA FIGHTERS』今市隆二の“ありのまま”とは、松永大司監督「隆二くんの別の魅力も撮ってみたい」

2019年10月30日(水)17時25分 映画ランドNEWS

映画『その瞬間、僕は泣きたくなった -CINEMA FIGHTERS project-』第32回東京国際映画祭 舞台挨拶が30日、都内・EXシアター六本木にて行われ、今市隆二(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、松永大司監督が登壇した。



『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』などで知られ、「CINEMA FIGHTERS」プロジェクト第2弾『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』(EXILE TAKAHIRO主演『カナリア』)以来2度目の参加となる松永監督のもと、今作『On The Way』にて俳優デビューを飾った今市隆二。



大歓声で迎えられる中、今市は「演技が初めてだったので、クランクイン前に松永監督と『(演技の)レッスンを受けてから挑みたい』と話したのですが、松永監督から『まったくしないでくれ』『アーティストの今市隆二ではなく、“人間の今市隆二”を撮りたい』と言ってくださいました」とコメント。



続けて、「初回で20テイクを重ねてしまったのですが、先ほどのインタビューで実は30テイクだったことがわかりました(笑)」と明かし、「もちろん最初からうまくいくとは思っていませんでしたが、まさか30テイクまで取るとは思っていなかった。永遠の時間というか、どうしていいかわからない状態もありましたが、松永監督が“人間の今市隆二”を出す作業をしてくださったおかげでやり遂げることができました」と笑みをこぼしていた。



Q&Aでは、作品を観終わったばかりの観客から松永監督へ「2人で食事をされたようですが、どのような、隆二くんの“ありのまま”の性格や感性を引き出されたのでしょうか」との質問が。松永監督は「いっぱい素敵なところがありました。言葉にすると安っぽくなっちゃう…僕だけの僕だけの宝物にしたい。ここに(作品に)映っているものがすべてです」と応え、「またいつか機会があれば、一緒にやるときには、隆二くんの別の魅力も撮ってみたい」と再タッグを熱望していた。


映画『その瞬間、僕は泣きたくなった -CINEMA FIGHTERS project-』は11月8日(金)より公開。


第32回東京国際映画祭は2019年10月28日(月)〜11月5日(火)に開催


公式サイト:2019.tiff-jp.net/


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