「二面性のある役を長年演じてきた」アンディ・サーキス監督、『ヴェノム』は「得意分野」

2021年12月8日(水)17時0分 シネマカフェ

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』アンディ・サーキス監督 (C)2021 CTMG. (C) & TM 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

写真を拡大

前作を超える大ヒットスタートを記録している『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』。この度、アンディ・サーキス監督がその完成度に自信を見せる特別映像が解禁された。




前作『ヴェノム』(累計興行収入21.9億円)の公開3日間対比で約105%となる、前作超えの大ヒットスタートとなった本作。

今回解禁となったのは、サーキス監督が本作に込めた想いと、ヴェノムやカーネイジといったキャラクターの描き方の裏側にも迫る特別映像。監督業も10年になるというサーキス監督は、まず『ヴェノム』という大ヒットを記録した人気シリーズでメガホンを取ったことへの心の内を明かす。

さらに、映像の中ではサーキス監督が長年培ってきた経験と技術によってキャラクターたちが描かれていく、フルCGを駆使した激レアな撮影の裏側が収められている。

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役、『猿の惑星』シリーズのシーザー役などを俳優として演じてきたサーキス監督は、「これは僕の得意分野だ。CGを使ったキャラ作りは20年前から関わっている。僕は二面性のある役を長年演じてきた。それも共通だ」とコメント。

加えて、「CGキャラには演技力と信ぴょう性が必要だ。カーネイジにはヴェノムとは全く違う身振りが欲しかった」と語るように、触覚から武器を作るなど、カーネイジの予測不能な動きを考えることを楽しんでいたそう。映像のラストでは、「映画の本領を発揮する最高の作品だと思う」とも語り、ストーリーもキャラクター作りにおいても前作を超えるスケールと完成度に大きな自信を見せている。

また、サーキス監督は本作の撮影合間の数日の休暇中、家族と行ったスキー場で転倒して腰の骨を折ってしまい、撮影期間の後半は車いすに乗りながら撮り終えたそう。

当時のこともふり返りながら、「楽しみながら作れたよ。確かに難しくて大変だったし、撮影期間中に腰の骨を折ってしまったことで余計大変な思いをした。それでも最高だったよ。ちょうどいいトーンを作れたと思うし、映画館にまた足を運べるようになった人たちが大きなスクリーンで見る作品として最高のものだと思うよ。素晴らしいキャラクターとユーモアとアクションとダークさが見事にミックスされている作品なんだ」というコメントも寄せている。

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は全国にて公開中。

シネマカフェ

「監督」をもっと詳しく

「監督」のニュース

「監督」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ