日本、バブル以来の3年連続2%インフレ、多くの人が「貧乏飯」で節約―香港メディア

2024年2月15日(木)11時0分 Record China

13日、香港メディア・香港01は、日本でバブル期以来となる3年連続インフレ率2%を記録する見込みで、多くの人が「貧乏飯」を食べていると報じた。

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2024年2月13日、香港メディア・香港01は、日本でバブル期以来となる3年連続インフレ率2%を記録する見込みで、多くの人が「貧乏飯」を食べていると報じた。



記事は、日本政府が昨年12月21日に発表した政府経済見通しで、24年度のインフレ率を2.5%と見込んだことを紹介。これが現実となれば1990年代初めのバブル期以降では初めて3年連続でインフレ率が2%を上回ることになると伝えた。



そして、日本のインフレ率は他の経済大国に比べて高くないものの、20年余り続いたデフレ経済の反動や、ウクライナ戦争、新型コロナの影響により生じている物価の上昇は、国民に所得の目減り感を抱かせているとし、この1年で3万種類の食品が値上がりしたことによりサラリーマンの多くは昼食の出費を減らしていると紹介した。



その上で、日本のソーシャルレンディング企業LENDEXが昨年実施した調査で、20〜50代のサラリーマンの半数近くが昼食代を500円未満に抑えており、このうち約半分が500円玉1枚で購入できる食品で腹を満たし、残りは弁当を持参していることが明らかになったと伝えた。また、福利厚生食事券など企業向けペイメントサービスを提供するエデンレッドジャパンによると、サラリーマンの40%が昼食の支出を減らしており、70%近くが腹を満たしたいという衝動を抑えつつ、食べるものを熟慮せざるを得ないとの認識を示したとしている。



記事は、日本で500円未満で食べられる外食として、牛丼チェーン大手・吉野家の牛丼並盛のほか、ランチの餃子セット、ラーメン、そば、カレーなどを挙げた。(翻訳・編集/川尻)

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