“EV世界1位”BYDが韓国上陸目前!成功のカギは?=韓国ネット「中国製品は信用できない」

2024年12月23日(月)6時0分 Record China

20日、韓国・国民日報は「電気自動車(EV)グローバルトップブランドの中国・BYDの韓国市場進出が秒読み段階に入った」と報じた。

2024年12月20日、韓国・国民日報は「電気自動車(EV)グローバルトップブランドの中国・BYDの韓国市場進出が秒読み段階に入った」と報じた。



BYDコリアは来年1月に正式稼働する予定だ。業界によるとBYDは現在、展示場の準備、ディーラーとの契約締結などを進めている。国内6社のディーラーが決まっており、ソウル、京畿道、釜山、仁川、済州、光州、江原道でそれぞれ販売網を構築するという。



BYDが多数のディーラーを選定したのは攻撃的な営業で韓国市場を攻略する狙いと分析される。BYDはEVに初めて接する顧客に対面で正しい情報を伝えサポートし、体験する機会を提供するため、世界9カ国・地域全てでディーラー体制を取っている。BYDアジア太平洋地区自動車販売事業部総経理(CEO)の劉学亮氏は、韓国メディアに対し「初年度はブランド認知度向上のために、大勢の方に直接、BYDのEVを体験してもらえるようなチャンネルを稼働したい」と話している。



まず国内で販売するのは、SUV(スポーツ多目的車)「ATTO3」、中型セダン「SEAL」、小型ハッチバック「DOLPHIN」だとされる。販売価格は日本市場と同水準になるとの見方が強い。BYD側は正式に販売車種、価格とも公にしておらず、関係者は「まだ具体的なことは決まっていない。近く公開する予定だ」とコメントしている。



業界は「BYDが韓国市場で成功するには中国車に対する否定的なイメージを解消し、優れた品質を立証しなければならない」とみている。ある関係者は「BYDをはじめとする中国EV業界は、価格競争力を背景に多様な市場戦略を駆使すると考えられる。比較的高いブランド認知度で、隙間市場を攻略する可能性は看過できない」と話している。



この記事に、韓国のネットユーザーからは「中国製品は信用できない」「車じゃなくて爆発物じゃないの?」「移動式火葬場の中国車なんて誰が買うんだ」「文化を盗む国の自動車を買うくらいなら歩いて移動する」「かなり高そう。よほど安くしないと売れないと思う」「現代自動車は揺らがない」など、冷ややかな声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)

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