【CP+2025】Xシリーズとチェキが幅広い層に人気、勢いを感じさせる富士フイルムブース

2025年3月2日(日)15時13分 マイナビニュース


欧米や東アジアでの人気の高い富士フイルム。円安の影響もあり、同社の海外人気はさらに拡大しているといいます。その影響は今回のCP+でも見られ、ブースは昨年の約1.5倍の広さに。主軸のXシリーズ&GFXシリーズ、そしてチェキシリーズのコーナーは以前にも増して余裕ある広さとしているのが特徴です。加えて、静止画のほか動画に関するコーナーの充実も注目点で、昨今の動画ブームを後押しする形となっています。
同時に、ミラーレスに関する技術の紹介コーナーや、望遠レンズ専用のハンズオンコーナーなど、同社ブースとして目新しい取り組みも。イメージセンサーの清掃などメンテナンスを無料で行うクイックメンテナンスコーナーも設けるなど、充実した内容のブースとしています。
そのようななかで来場者の注目と言えば、Xシリーズの「X-M5」と、チェキシリーズの「instax WIDE Evo」。「X-M5」は動画に重きを置いたミラーレスながら、静止画撮影でも便利なフィルムシミュレーションダイヤルや大型の撮影モードダイヤルなどを搭載しており、写真撮影を気軽に楽しみたいライトユーザーにも適したモデル。「instax WIDE Evo」はカメラ機能に加え、スマートフォンなどに記録されている画像が印刷できるプリンターにもなる優れもの。いずれもハンズオンコーナーには長い列ができ、注目の高さを伺い知ることができました。
また、ショーケースの中でしたが、プロの動画制作者注目の「GFX ETERNA」(エターナ)も展示。44×33mmのイメージセンサーをキーデジバイスとする動画専用機で、こちらは業務用らしくある意味静かな注目を集めるものでした。
白を基調としクリーンなイメージの富士フイルムのブース。際立った派手さな演出はないものの、同社の勢いを強く感じさせる展示であるように思えました。
著者 : 大浦タケシ おおうらたけし 宮崎県都城市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、雑誌カメラマンやデザイン企画会社を経てフォトグラファーとして独立。以後、カメラ誌および一般紙、Web媒体を中心に多方面で活動を行う。日本写真家協会(JPS)会員。 この著者の記事一覧はこちら

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