2050年の実現に向けて複合的に取り組む - JFEグループのカーボンニュートラル戦略とは

2024年3月14日(木)9時0分 マイナビニュース

2050年のカーボンニュートラル実現に向けた活動は、昨今、企業の義務になりつつある。2月15日に開催された「TECH+フォーラム 製造業-脱炭素 Day 2024 Feb. 持続可能な社会にする『GX経営』」にJFEホールディングス 常務執行役員 北島誠也氏が登壇。「JFEグループにおけるカーボンニュートラル戦略」と題し、同社が進めるカーボンニュートラルへの取り組みと、今後の展望について語った。
CO2削減は企業の生き残りをかけた大きな課題
JFEホールディングスは、川崎製鉄とNKKの統合により2002年9月に誕生した。2022年度の連結粗鋼生産量は25.5百万トンと、鉄鋼事業を中心とした企業だ。
北島氏によれば、鉄鋼業は日本の産業部門の中でもCO2を多く排出する業界で、日本の総排出量の約14%を占めるという。JFEは日本の総排出量の約5%を占めるため、同グループも積極的にCO2の排出量削減に取り組んでいる。
「排出量を減らしていく。最終的にはカーボンニュートラルの実現を目指して取り組みを進めることが、企業の生き残りをかけた大きな課題であると認識しています」(北島氏)
同社はカーボンニュートラルに向け、2021年発表の「JFEグループ環境経営ビジョン2050」で、2050年のカーボンニュートラル実現に向けたロードマップを公表。気候変動問題への対応を第7次中期経営計画の最重要課題とした。
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