「AMD FSR 3.1」発表! フレーム生成機能をFSR 3.0から分離、40タイトルでサポートへ

2024年3月22日(金)8時40分 マイナビニュース

米AMDは3月21日(現地時間)、サンフランシスコで開催されていた「GDC 2024」の中で、独自技術「AMD FSR」の最新バージョン「FidelityFX Super Resolution 3.1」を発表した。超解像機能の品質が向上しており、『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』で今年後半にも導入が見込まれている。
AMD FSRは、GPUメーカーを問わず利用できる超解像技術。オープンソースソフトウェアとして公開されており、ゲームの開発者の導入が容易である点もポイント。アンチエイリアスとしても活用でき、便利に用いられている。
今回、これまで最新だった「FSR 3.0」に続いて「FSR 3.1」が公開されたという内容。アップスケーリング処理で発生していたゴースト等をより低減できるようになり、描画品質が向上している点がポイント。ちらつきやノイズが見えにくく、100%レンダリングフレームと比較したときの品質低下が抑えられている。
さらに、FSR 3(FSR 3.0)では統合されていた「フレーム生成機能」をこのバージョンで分離した点が大きな特徴。これまでFSRにおけるフレーム生成機能は超解像機能であるFSRと連携させることが必須であったが、FSRを使わなくてもフレーム生成を使えるようになる……らしい。つまり、「GeForce環境でDLAAをアンチエイリアスとして用いつつ、FSRでフレーム生成機能を有効化する」ようなパターンもありえる……かもしれないが、AMDは明言していないし、ゲームの開発者の実装次第でもある。
Announced today at #GDC2024, we are excited to share some details on AMD FSR 3.1. This upcoming update to our upscaling and frame generation technology brings improved image quality, new developer features, and more.Available for developers Q2. Read: https://t.co/l78xzZr3HY pic.twitter.com/5QOl7NYb6j— AMD Radeon (@amdradeon) March 20, 2024

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