ダイソーで110円の「ガラスコーティング液」は本当に使える? 試してみた結果

2024年4月29日(月)10時5分 ITmedia Mobile

プラで挟み込むブリスターパックのようなパッケージで、紙の説明書にクロスなどが挟み込まれている

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 最近、いわゆる「100円ショップ」でスマートフォンやPCを便利に使えるアクセサリー類がよく販売されている。その“実力”はいかほどのものか……?
 今回は、ダイソーにおいて110円で販売されている「ガラスコーティング液」を試してみよう。
・ガラスコーティング液 製品情報(大創産業)
●おことわり
 本記事に掲載されている商品は、全ての店舗で販売されているとは限りません。また、全ての携帯電話/タブレット/PCでの動作を保証するものではありません。
 パッケージはブリスターパックのような構造で、コーティング液の他に画面を拭くためのクロスが3種類付属している。クロスは眼鏡拭きのような材質のものに加えて、1番/2番のクロスがある。手順としては「1番のクロスで拭く(画面のホコリなどを取る)→コーティング液を垂らす→2番のクロスで拭く→10分ほど硬化させる→眼鏡拭きのようなクロスで拭く」という感じとなる。
 ガラスコーティングにはシリカガラスの成分を含み、ケイ素と酸素が結合することで被膜を形成するという。本製品も酸化チタンとシリカ粒子を含むため、空気に振れさせて被膜を形成するものと捉えてよさそうだ。
 コーティングしたスマホがよく使うサブ機だったため、カッターの刃を立てるような傷つけ方は怖くてできなかったが、爪を立てる程度では傷は付かず、保護フィルムも貼っていない状態と比べて指紋が付きにくい印象はあった。
 説明書には「本体の汚れ、水ぬれ、衝撃、傷を完全に保護するものではありません」と明記されている他、表面硬度は3H(爪より硬い程度)とされているため、金属や石でひっかいた際は傷が付くことが予想される。しっかりと保護したい場合は迷わず画面保護フィルムを使用したほうがよい。
 本製品を使うなら、指で操作することが多く、室内での使用が主なタブレット端末がベストかもしれない。

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