アドビ、「Photoshop Elements 2025」「Premiere Elements 2025」をリリース

2024年10月3日(木)18時25分 マイナビニュース

アドビは10月1日(米国時間)、「Adobe Photoshop Elements 2025」「Adobe Premiere Elements 2025」をリリースした。アドビのWebサイト、Amazon.co.jpなどのECサイト・小売店で購入できる。
アドビWebサイトでの販売価格は、「Adobe Photoshop Elements 2025」「Adobe Premiere Elements 2025」ともに3年ライセンスで19,580円。両製品を合わせたバンドル版は、同じく3年ライセンスで27,280円。
○Adobe Photoshop Elements 2025 の新機能
「Adobe Photoshop Elements 2025」で追加された新機能は以下のようなもの。
ブラシでなぞるだけでオブジェクトを削除
AI搭載の「削除ツール」と「オブジェクトの削除」ガイド付き編集機能が強化され、どんな画像内のオブジェクトでも数秒で削除できるようになった。
被写界深度のコントロール
AI搭載の「焦点範囲」フィルターが強化され、ピントを合わせたい場所を選択すると、前景/背景にあたる部分に自動的にぼかしを加えてくれる。ぼかしの強度、焦点距離/焦点範囲などのパラメーターも手動で調整可能。
オブジェクトのカラー変更
「自動選択ツール」で選択したオブジェクトに新しいカラーを適用できる。微調整を加えて仕上がりも調整できる。
複数の写真をシームレスに組み合わせる
複数の写真から被写体と背景を組み合わせ、さらに要素を加えることで、独走的な画像を作成できる。
4つのクイックアクション
ワンクリックでカメラの動きを表現したり、きらめくアニメーションや点滅するハート、動きのある写真フレームを追加するなどのモーションエフェクトを作成できるクイックアクションが用意される。
制作に役立つテクスチャ/グラフィック
モダンなテクスチャ/グラフィックが追加され、テクスチャ加工された背景を利用するなどして作品やSNS投稿画像をより魅力的に演出できる。
○Adobe Premiere Elements 2025 の新機能
「Adobe Premiere Elements 2025」で追加された新機能は以下のようなもの。
強化されたテキストコントロール
新たに追加された豊富なテキストテンプレートで、配置/サイズ/方向/カラー/文字間隔などのパラメーターを調整し、内容に最適なテキストスタイルを自在に設定できる。
カラー調整
ホワイトバランスツールの強化により、雲/雪などの白いディティールを鮮明に際立たせることができる。カラーカーブも強化されており、シーン全体や特定のエリアに対して精密なカラー/明るさの調整が可能。
LUTによるカラー調整
あらかじめ用意されたLUT(色変換テーブル)のプリセットを適用することで、映像の配色を自動的に変換し、新しい雰囲気を生み出すことができる。
シンプルなタイムライン
タイムラインではビデオトラックとオーディオトラックがグループ化して表示され、ナビゲーションが簡単になった。よく使う編集オプションは新たに追加された「クイックツール」メニューに表示される。個々のトラックをロックすることもできる。
Adobe Stockのタイトルテンプレート
「Premiere Elements」から直接Adobe Stockのテンプレートにアクセスし、作品に利用できる。
○Adobe Premiere Elements 2025/Adobe Premiere Elements 2025 共通の機能
「Adobe Premiere Elements 2025」「Adobe Premiere Elements 2025」に共通する新機能は以下のとおり。
ガイド付き編集
「Photoshop Elements」では、59種類のガイド付き編集で、簡単な調整/カスタム作成/アイキャッチ効果の付与などを行え、その手順をマスターできる。「Premiere Elements」でも簡単な修正やクリエイティブなエフェクト、トランジション、アニメーションの追加手順のガイドが提供される。
Apple M3チップのサポート
最新のMac/MacBookに搭載されているApple M3プロセッサに完全対応し、より高いパフォーマンスを利用できる。
○Web/モバイルとの連動
Webアプリとの連携も強化される。Webアプリで、ムービングオーバーレイやのぞき見オーバーレイを用いて作品に奥行き感を与えたり、背景の自動置換/パターン装飾/ルック調整などの機能を活用できるほか、コラージュやスライドショーの作成も行える。デスクトップアプリで編集した写真/ビデオにブラウザからアクセスして閲覧/共有することも可能。
モバイルアプリにも機能が追加されており、パターンオーバーレイの追加、スライダーによる明るさ/カラー/効果の調整、クイックアクションによるワンクリックでのトリミング/角度補正/背景削除/トーン向上などが行える。スマホ内のファイル/フォルダーから写真を取り込んだり、Webアプリ経由での閲覧・表示も行える。
メディアファイルを管理する「Elements Organizer」とWeb版、モバイル版の間ではメディアを同期し、異なるデバイス間で簡単にアクセスすることができる。

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