大雪や低温に関する早期警戒情報 来週
今週はいったん強烈な寒気は抜け、全国的に気温は高め。ただ、これは束の間となりそうです。大雪や低温に関する異常天候早期警戒情報が発表され、来週はまた広く平年より低温に、日本海側は平年より降雪量が多くなる可能性があります。
◆今週半ば気温上昇 雪どけ進める雨
強烈な寒気は抜けて、今週はこの時期としては気温が高めの予想で、厳しい寒さはなさそうです。
17日(水)は低気圧や前線の影響で、全国的に天気が崩れますが、暖かな空気が入るため、沖縄や九州から東北にかけては広く雨となるでしょう。先週の強烈な寒気の影響で、日本海側はドカ雪となり、新潟ではまだ平年の約6倍の積雪に、金沢でも3倍ほどの積雪となっています。積雪の多い所では、気温の上昇とともに雨で雪どけが進みますので、屋根からの落雪や道路の冠水などに注意が必要です。また、太平洋側を中心に雨が強まり、ザーザー降りや土砂降りの雨の所もあるでしょう。沿岸部を中心に風も強まり、荒れた天気となる所もありますので、注意が必要です。
冬場は低気圧や前線が抜けると、日本列島に急激に寒気が流れ込み、厳しい寒さに見舞われることが度々ありますが、今回は急な強い寒気の流れ込みはなく、今週末にかけてこの時期にしては寒さは控え目となりそうです。
◆来週はまた大雪、厳寒か
来週になると一気に真冬に戻りそうです。気象庁から異常天候早期警戒情報が発表されました。東北や関東甲信、北陸、東海、近畿、四国、中国、九州の広い範囲で22日(月)頃からの約1週間、沖縄は23日(火)頃からの約1週間、かなりの低温になる可能性があります。例年、一年のうちで最も寒い時期ですが、平年の平均気温より約2度ほど低くなると予想されている地域が多くなっています。
また、東北日本海側や北陸、長野県北部・群馬県北部、岐阜県山間部、近畿日本海側、山陰は22日(月)頃からの約1週間は降雪量が平年よりかなり多くなる可能性があります。7日間の降雪量が平年の2倍前後となる地域も予想されており、日本海側は再び大雪の恐れがあります。
この先、気温の大きな変化に、日本海側は路面状況の変化にも注意が必要です。
Copyright (C) 日本気象協会 All Rights Reserved.
「低温」をもっと詳しく
「低温」のニュース
-
低温自動保管庫「ラボストッカ(R)」を中心に自動化システムを構築、NITE*1 バイオテクノロジーセンターに納入4月24日19時46分
-
【会場/ライブ配信ハイブリッドセミナー】中低温産業排熱をいかに利用すべきか 最新利用技術と実践例 〜 バイナリー発電を中心に 〜 5月17日(金)開催 主催:(株)シーエムシー・リサーチ4月19日11時16分
-
工業用主力製品『マジクロンLTC』を新発売4月17日11時0分
-
今年の桜 予想より開花が遅れた理由は? 休眠打破と3月の低温が影響大きく4月12日13時40分
-
CVCファンドを通じ、低温精製技術を用いた希少鉱物資源の精製プロセスを開発するスタートアップ企業「MiRESSO」へ出資3月27日13時16分
-
北海道 10年ぶりの低温に終止符! 約1か月ぶりの10以上に!3月24日13時51分
-
高温のち「かなりの低温」今週末は季節先取りの暖かさ 来週は寒気流入 激しい寒暖差3月13日15時58分
-
北陸 新幹線「金沢〜敦賀」開業の16日に向けて春本番へ その後は十年に一度の低温3月13日11時43分
-
熊本県に新たな低温物流倉庫を建設、「SoZoCo」ブランドが物流課題に挑む3月12日10時47分
-
2/29(木)無印良品 調理機能付き炊飯器 新発売のお知らせ2月22日16時46分