「立春」の札幌 雪の結晶をパシャリ 雪の結晶は天から送られた手紙
今日4日(日:立春)、北海道札幌市でこんな可愛い「雪の結晶」がみられました。「さっぽろ雪まつり」が始まった札幌市。写真を撮った朝7時半頃の気温は、マイナス3.5℃。フワフワ綿のような雪が降っていました。上空の気温や湿度によって雪の結晶はさまざまで40種類以上。世界で初めて人工的に雪の結晶を作った物理学者の中谷宇吉郎博士は、「雪は天から送られた手紙」という言葉を残しています。
札幌で雪の結晶
今日4日(日:立春)から「さっぽろ雪まつり」が始まった札幌市。札幌市内から、可愛い「雪の結晶」の写真が撮れました。
写真を撮った朝7時半頃の気温は、マイナス3.5℃。フワフワ綿のような雪が降っていました。上空の気温や湿度によって雪の結晶はさまざま。世界で初めて人工的に雪の結晶を作った物理学者の中谷宇吉郎博士は、「雪は天から送られた手紙」という言葉を残しています。
つまり、「雪の様子を見れば、上空の様子も分かる、雪は天の様子を知らせてくれる手紙」という意味です。
結晶の形は気温と湿度で決まる
そもそも雪の結晶の形って何種類あるのでしょうか。実は、星状の形以外にも、結晶の形にはたくさんあります。針状、角柱状、角板状…、つづみ状なんていうのもあります。その数、なんと40種類以上。
その結晶の形は、作られる環境によって決まることがわかっています。つまり、雪が作られる上空の気温・湿度が、結晶の形を決めているのです。気温によって、角板状になるか角柱状になるかがかわります。湿度によって、結晶の複雑さ(樹枝などの飾りの多さ)がかわります。
このことを発見したのは、物理学者の中谷宇吉郎博士です。
気温が高い東京で降る雪は、結晶が大きいモノが多いです。
日本で雪が降るメカニズムは、太平洋側と日本海側で違います。太平洋側で降る雪のほとんどは南岸低気圧によってもたらされます。南岸低気圧によって雪が作られる環境は、一般的に気温がそこまで低くなく、水蒸気を多く含みます。そのため、札幌のようなお星さま型の結晶は少ないようです。
明日5日(月)午後〜6日(火) 普段 雪の降らない関東で大雪予想
明日5日(月)午後〜6日(火)は、普段、雪の降らない関東地方で、雪が予想されています。黒いフェルトなどに雪を取って観測してみるのも良さそうです。
ただ、内陸や山沿いを中心に大雪となり、東京23区でも積雪の恐れがあります。安全第一でお願いします。
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