北海道の1か月予報 気温は高めの日が多く 雪解けが急速に進む
向こう1か月の北海道は、暖かい空気に覆われやすいため、気温は平年より高いでしょう。特に、期間の前半は、気温がかなり高くなる可能性があります。降水量と日照時間はともに、ほぼ平年並みの見込みです。21日午後3時現在、日本海側やオホーツク海側を中心に積雪が平年より多い所があり、札幌は67センチで平年の約1.4倍です。しかし、この先は、気温が高めの日が多い見込みとなっており、雪解けは急速に進みそうです。山間部や傾斜地でのなだれ、屋根からの落雪、泥ハネ運転などに注意が必要となります。
1週目:3月23日〜3月29日 季節先取りの暖かさとなる日も
日本海側では、天気は数日の周期で変わりますが、低気圧の影響を受けにくいため、平年に比べて曇りや雨または雪の日が少ないでしょう。太平洋側とオホーツク海側も天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れる日が多い見込みです。気温は平年並みか高いでしょう。なお、3月28日頃から約5日間は平年よりかなり高くなる可能性があります。積雪の多い地域では、なだれに注意が必要となります。
2週目:3月30日〜4月5日 雨が降ることも 急な雪解けで注意することは?!
日本海側では、天気は数日の周期で変わりますが、低気圧や気圧の谷がたびたび北海道付近を通過するため、平年より雨や雪の日が多くなりそうです。太平洋側やオホーツク海側では平年と同様に晴れる日が多い見込みです。気温は平年より高いため、天気が崩れる際に雪ではなく、雨で降ることもあります。そのため、雪解けが急速に進む見込みです。積雪の多い地域では、屋根からの落雪、山間部や傾斜地でのなだれ、道路の冠水、河川の増水等に注意が必要となります。
3〜4週目:4月6日〜4月19日 いよいよヒバリの季節 一気に春めく
日本海側では、数日の周期で晴れたり、雨や雪が降ったりするでしょう。太平洋側やオホーツク海側では平年と同様に晴れる日が多い見込みです。さて、気象台では2020年までヒバリの初鳴の観測を行っていました。その時の平年値(1991〜2020年の平均値)では、ヒバリの鳴き声が聞かれるようになる頃となります。気温は平年並みか高く、周囲の風景も一気に春めいてきそうです。
Copyright (C) 日本気象協会 All Rights Reserved.
「気温」をもっと詳しく
BIGLOBE旅行 都道府県民限定プランのご紹介♪
「気温」のニュース
-
『Patience』を心に刻んで 相棒からの助言で畑岡奈紗が徹底した“自分コントロール”5月11日11時30分
-
日本海側はフェーン現象で30に迫る 午後にかけて全国的に気温上昇5月11日10時45分
-
メキシコで強烈な熱波 気温が50を超えたとみられる地域も5月11日10時0分
-
全国的に暑い日差し 30以上の真夏日の所も あす・あさっては荒天 広く大雨のおそれ5月11日6時7分
-
今日11日(土)の天気予報 全国的に晴れてお出かけ日和 朝晩と昼間の寒暖差に注意5月11日5時40分
-
気温上昇で要注意!“食中毒”どう防ぐ? 家庭で予防3つのポイント、エコバッグにも注意【Nスタ解説】5月10日21時2分
-
気温の上がるこれからの季節にニューヒーローの登場です。5月17日(金) uka Outdoor Body Mistが発売!5月10日18時46分
-
全国的に晴れて真夏日のところも 日曜〜月曜は警報級の大雨のおそれ5月10日18時7分
-
5月11日(土) 各地の気温変化と最適な服装5月10日16時55分
-
関東甲信 明日はさらに気温上昇 熱中症に注意 13日(月)は警報級大雨の可能性5月10日16時22分