非常に強い台風5号 週末以降 接近へ
非常に強い台風5号は奄美や沖縄に週末に接近の恐れ。その後、北よりに進路を変えて、西日本に接近する恐れがあります。
◆非常に強い台風5号 今後の進路
台風5号は複雑な進路をとりながら、日本の南へ進み、非常に強い勢力まで発達していてます。雲画像を見ると目がくっきりしており、発達しているのが分かります。
このあとも海面水温の高い海域を進むため、非常に強い勢力を保ったまま進む予想です。これまで複雑な動きをしてきましたが、目先の進路はだいぶ定まってきており、予報円の中心を進めば、暴風域を伴ったまま4日(金)から5日(土)にかけて奄美や沖縄に接近する恐れがあります。
その後、進路を北よりに変えて、6日(日)頃からは西日本に接近の恐れもでてきています。ただ、6日(日)以降はまだ予報円がかなり大きく、進路の予想にバラつきがあります。予報円の中心を進めば、九州の西の海上を、東よりのコースを進めば、九州や四国に接近、上陸の恐れがあります。
◆影響はいつ頃から?
【奄美・沖縄】4日(金)から5日(土)にかけて台風が接近し、雨や風が強まり大荒れの天気となる恐れがあります。海上は大しけとなり、猛烈なしけとなる所もあるでしょう。早めに台風への備えをなさって下さい。空の便など交通機関へ影響がでる可能性もありますので、旅行などを予定されている方は交通情報にご注意下さい。
【西日本(九州〜近畿)】台風が近づく前から台風周辺の湿った空気が流れ込むでしょう。4日(金)は大気の状態が不安定になり、山沿いを中心に雨雲やカミナリ雲の発達する所がある見込みです。局地的な激しい雨に注意が必要です。6日(日)頃からは台風が接近する恐れがあり、雨や風が強まるなど直接的な影響を受ける恐れがあります。しばらくの間、海上はうねりを伴って波が高く、しける所もありますので、ご注意下さい。
※この情報は2日(水)の資料を元に作成しています。台風の進路によっては予報が大きく変わる可能性があり、今後も最新の台風情報にご注意下さい。
◆台風11号も発生
2日午前9時にウェーク島近海で台風11号が発生しました。台風5号が発生した時と同じような位置ですが、今後は日本のはるか東を北よりに進む予想で、目先、日本への直接的な影響はない見込みです。ただ、7月から台風の発生が相次いでおり、今後も続く台風シーズン、台風の動向に注意が必要な状況が続きそうです。
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