2日も熱中症に警戒を 気温はきのうと同じか更に高く
2日も、夏の高気圧の力が強く、広く晴れて気温が急上昇。きのうより更に暑くなる所も。ノドが渇く前にこまめに水分を摂るなど、熱中症対策を万全に。
酷暑 熊谷・岐阜・京都・奈良・日田は38度予想
日に日に熱い空気が蓄積され、朝の気温が下がりにくくなっています。さらに、きょうも広い範囲で強い日差しが照りつけて、気温が速いペースでグングン上がってきます。
最高気温は全国的にきのうと同じか高くなるでしょう。北海道も内陸を中心に35度くらいまで上がりそうです。きのう、今年初めて35度に達した東京都心は、きょうも猛暑日の予想。関東から九州の内陸部は38度くらいまで上がる所もあり、場所によっては40度に迫りそうです。
きょうも、こまめに水分を摂ったり、日傘で直射日光を遮るなど、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。汗をたくさんかいたら、スポーツドリンクなどで塩分も適度に補給しましょう。
熱中症のサインと対処法
熱中症のサインとなるのは、顔のほてりや、めまい、立ちくらみなど。手足のしびれや、こむら返り、頭痛や腹痛といった症状が出る場合もあります。このくらい大丈夫…といって無理をしてしまうと急速に悪化して、入院が必要になるほどの重症になる危険性も。体調の変化に気を配り、少しでも異変を感じたら涼しい所で休憩するようにしてください。
熱中症の症状が出た場合、適切に水分や塩分を補給するのはもちろんのこと、少しでも早く「体温を下げる」ことが重要。濡らしたタオルや冷えたペットボトル、保冷剤などで、首すじや足の付け根といった太い血管の通る箇所を冷やすことが効果的です。
しばらくしても体調が回復しない場合は、ためらわずに医療機関の診察を受けるようにしてください。そのまま帰宅してしまい、寝ている間に症状が悪化するというケースもあります。
山沿い中心に 激しい雨や雷雨
気温の上昇に伴い、大気の状態が不安定になります。東北南部や関東から西では、山沿いを中心に雨雲やカミナリ雲が湧いてくるでしょう。道路が川のようになるほどの、非常に激しい雨の降る所もありそうです。きょうも、暑さに加え、空模様の急な変化に注意が必要です。
Copyright (C) 日本気象協会 All Rights Reserved.
「気温」をもっと詳しく
「気温」のニュース
-
最高気温は3月並みも 今夜は各地ひんやり 明日9日は清々しく 10日〜夏日増加5月8日12時49分
-
<ファミマルは環境にも“マル”!>気温が上がるこれからの季節に販売が伸長する “サンドイッチ”で年間約30トンのプラ削減へ〜フィルムを約14%薄くするなど環境対応〜5月8日12時46分
-
5月の北海道 平地でも雪 明日9日にかけて路面凍結の恐れ5月8日12時30分
-
日本海側は北風でヒンヤリ 昨日より10前後低い地点も5月8日12時0分
-
インドで熱波が続く 内陸部では連日45以上の5月8日12時0分
-
関東は昼過ぎにかけて気温が横ばい 夜にかけて寒気流入で急低下5月8日8時30分
-
今日8日の最高気温 昨日より大幅に低下 3月並みの所も 服装選びに注意5月8日6時38分
-
土曜が暑さピーク 来週もかなりの高温 全国的に「高温に関する早期天候情報」5月7日17時55分
-
明日8日〜9日は寒気流入 晴れても天気急変に注意 週末は再び気温上昇 夏日が急増5月7日17時5分
-
5月8日(水) 各地の気温変化と最適な服装5月7日16時55分