月額添い寝サービス「rainy」本格提供開始! 30分2500円で利用可能、キャストの安全は「心拍数計測」「録音」で確保
月額添い寝サービス「rainy」が2月12日、本格的にサービス提供を開始した。同サービスは2018年にクラウドファンディングを行い、目標金額を137%超えた55万1000円を調達し、同年10月からプレサービスを提供していた。
サービスは公式サイトから「キャスト(サービス提供者)」を選び、キャストとLINEや通話サービス「appear.in」を通してコミュニケーションを取ったり、実際に2人で会ったりするというもの。キャストによっては添い寝も可能となっている。
若い女性からダンディな中年男性がキャストとして登録ベースとなる基本料金は1か月3000円。基本料金のみだと、キャストから1日2回程度LINEの返信が来る。
それ以上は追加サービスとなる。いくらでもLINEができる「LINE放題」は30分1500円、通話サービスで会話できる「電話サービス」は30分2000円、実際に会う「基本サービス」は30分2500円(利用時間60分以上から)となっている。
「添い寝」は基本サービス内の利用だ。1度カフェなどで対面を経てから添い寝を利用できるようなる。キャスト側の添い寝の安全面についてはリリースで、
「弁護士さんとともに安全面を整えてきました。常に『心拍数』の計測と『録音』を行なうことで、危険を抑制し、安心を作りあげています」
とある。問題がない場合は、録音を確認することはない。
公式サイトにはキャストの顔写真付きのプロフィールが掲載されている。現在、男性3人、女性3人、計6人のキャストがおり、若い男女から「みんなのお父さんを目指す」というダンディな中年男性までいる。
同社の山根春輝代表は公式サイトで、自身が早くに両親を亡くしていることから「気を使わずに何でも話せて、ただ信じてくれて、どんな時にでも味方でいてくれる人がいてくれたらなって思ってました」と記す。
「でも、そんな人なんていませんでした。家族や友だちだからこそ、大切だからこそ、頼れないこともあります。だから、僕がそんな味方な存在になれたらいいなって思います」
プレサービス時には色々な人が利用していたようで、「多様なセクシュアリティーを持つ方や、身体的多様性のある方を含め、誰にも言えない体や仕事、人間関係の悩みなどを持つ方、1人で頑張っている方にご利用いただいています」と書いている。
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