「WBCで最も輝きを放った選手」を米放送局が選出!侍ジャパンから選ばれたのは大谷、吉田ではなく…
(C)Getty Images
侍ジャパンの優勝から一夜明けた現地3月22日、米放送局『FOX Sports』は、「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)最大の勝者たち:どの選手が印象に残ったか」とのタイトルで特集を掲載。大谷翔平、マイク・トラウト以外でその名を轟かせた選手に注目しており、「国際舞台で最も輝きを放った選手」として、侍ジャパンからは佐々木朗希と、村上宗隆の名前が上がった。
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記事では、「基本的に侍ジャパンの全投手」が印象に残ったとして、山本由伸、大勢、高橋宏斗、今永昇太といった名前に触れながら、「日本が起用したほぼ全ての投手は、一流の相手と対戦するたびに自分の力を示した」と振り返っている。ただ、その中でも佐々木の存在は特異だったようで、「キャッチボールのように100マイル超えの豪速球を投じていた」と表現している。
さらに、「彼のスプリッターがとんでもないことは言うまでもないし、まだ21歳なのだ!!!」と続けると、将来的なメジャー移籍について、「すぐにそれが見られる可能性は低い」と分析。今後に向けては、「地球上で最も強力な投手の一人であることを証明し続けるだろう」と綴っており、NPBでのさらなるハイパフォーマンスを楽しみにしているようだ。
また、歴代最多13打点の吉田正尚を称えつつも、同局が注目したのは、準決勝・メキシコ戦の最終回に劇的なサヨナラ二塁打を放ち、決勝・アメリカ戦で同点アーチを記録した村上だ。記事内では、「日本が最も必要とするときに最高の結果を残した左の主砲にスポットライトを当てずにはいられない」と記述し、高評価が与えられた。
開幕後の不振から一転、勝負どころで見せた頼もしい活躍に目を丸くしていたようで、「2022年のNPB本塁打王、そしてMLBでプレーしていない地球上で最強の打者が、最後の2試合で劇的な形でブレイクした」と言及。最後は、「今後数シーズン、NPBでどんなとんでもない数字を残してくれるのか、楽しみで仕方がない」と期待の言葉で締めくくられている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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