グローバルな量産・販売拡大に向け新たに100億円超調達
PR TIMES2024年4月12日(金)11時16分
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この度、Spiber株式会社(取締役兼代表執行役 関山 和秀、以下「当社」)は、最新の資金調達ラウンドにて100億円を超える資本調達を完了しました。既存株主の追加出資を含む本増資により、当社が開発を進める Brewed Protein(TM)素材の量産及びグローバルでの販売を加速させ、循環型社会の前進に一層寄与してまいります。
当社の Brewed Protein(TM) (ブリュード・プロテイン(TM))素材は、自然と共に循環する社会の実現を目指し、15年以上もの研究を重ねて開発を進めてきた、新しいカテゴリーの素材*¹です。最先端のバイオ技術で、タンパク質をDNAレベルで緻密にデザインし、植物由来の原料を使って微生物による独自の発酵プロセスで製造します。持続可能な素材へのニーズが急速に高まる中、地球の生態系における基幹素材であるタンパク質の多様性と循環性に着目して開発されたBrewed Protein(TM)素材の価値と可能性を高く評価いただき、アパレルブランドをはじめ、数多くの共同プロジェクトが進行しています。これまでに国内外の15ブランドより素材採用いただいた製品が発売されており、今後拡大が見込まれる需要、多様化するニーズに対応できるよう、生産体制の強化に加え、研究開発プラットフォームのさらなる高度化に向け、継続して取り組んでまいります。
Spiber株式会社 取締役兼代表執行役|関山和秀コメント
世界的な経済諸情勢を受け、スタートアップの資金調達環境が厳しい状況にある中、私たちがこのような成長を続けられていることは、当社技術プラットフォームや開発素材、事業の価値を深く理解し、将来性を評価し期待くださる出資企業、金融機関、並びにパートナー企業の皆様のおかげです。循環型社会の実現に欠かせないバイオものづくり技術基盤の整備と高度化、及び社会実装に、当該セクターのフロントランナーとしての責務を果たすべく、引き続き尽力してまいります。
なお、本ラウンドにつきましては、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社にフィ
ナンシャル・アドバイザーとして、またアンダーソン・毛利・友常法律事務所にリーガルアドバイザーとしてご支援いただきました。
*¹: 2021年11月1日、ISO(国際標準化機構)によりISO2076の「タンパク質繊維」の定義が改定・発行され、同改訂により「タンパク質繊維」には天然由来のタンパク質だけでなく、人工的に製造されたタンパク質も含まれるようになりました。また、繊維中のタンパク質成分の基準値が新たに80%以上と設定されました。本規格の発行により、人工構造タンパク質素材が初めて素材の新たなカテゴリーとして国際的に認められました。
Brewed Protein(TM)(ブリュード・プロテイン(TM))繊維
植物由来のバイオマスを原材料に使用した微生物の発酵プロセスにより生産される人工構造タンパク質素材。様々なアプリケーションに加工でき、Brewed Protein(TM)ポリマーを紡糸した Brewed Protein(TM)繊維は、シルクのような光沢と繊細さを持つフィラメント糸、さらに上質でなめらかな肌触りのカシミヤや嵩高性に優れたウールのような紡績糸にも加工することができます。2021年には国際標準化機構(ISO)の規格が改定され、「タンパク質繊維」には天然由来のタンパク質だけでなく、バイオテクノロジーによって人工的に製造されたタンパク質繊維も含まれるようになり、新たなカテゴリーの素材として国際的に認められるようになりました。Brewed Protein(TM)繊維の生産規模が拡大していくと、当社が初期的な注力分野としているアパレル産業向けのテキスタイル用途において、例えば、高級獣毛でありながら、様々な環境リスクを指摘されているカシミヤ繊維と比較した場合には、温室効果ガスの排出量の大幅な縮小と土地や水の使用量の削減が、また、Brewed Protein(TM)素材自体は環境分解性を有するため、最終製品の設計によっては石油由来製品によるマイクロプラスチック排出の課題解決への貢献が見込めるなど、従来の動物由来、植物由来、合成素材に代わるソリューションを提供することができる次世代の素材として期待が寄せられています。
Spiber株式会社
構造タンパク質「Brewed Protein(TM)素材」を開発、生産するバイオベンチャー。
2007年9月創業。現在、タイ・ラヨン県にて、Spiber 初となる量産プラントで Brewed
Protein(TM)ポリマーの生産を開始。2023年からはタイで生産されたポリマーを使用した繊維を活用した製品が展開されるようになり、生産量も上げながら国内外のブランド、また紡績会社やテキスタイルメーカー、繊維商社にも販売網を拡大しています。
この度、Spiber株式会社(取締役兼代表執行役 関山 和秀、以下「当社」)は、最新の資金調達ラウンドにて100億円を超える資本調達を完了しました。既存株主の追加出資を含む本増資により、当社が開発を進める Brewed Protein(TM)素材の量産及びグローバルでの販売を加速させ、循環型社会の前進に一層寄与してまいります。
当社の Brewed Protein(TM) (ブリュード・プロテイン(TM))素材は、自然と共に循環する社会の実現を目指し、15年以上もの研究を重ねて開発を進めてきた、新しいカテゴリーの素材*¹です。最先端のバイオ技術で、タンパク質をDNAレベルで緻密にデザインし、植物由来の原料を使って微生物による独自の発酵プロセスで製造します。持続可能な素材へのニーズが急速に高まる中、地球の生態系における基幹素材であるタンパク質の多様性と循環性に着目して開発されたBrewed Protein(TM)素材の価値と可能性を高く評価いただき、アパレルブランドをはじめ、数多くの共同プロジェクトが進行しています。これまでに国内外の15ブランドより素材採用いただいた製品が発売されており、今後拡大が見込まれる需要、多様化するニーズに対応できるよう、生産体制の強化に加え、研究開発プラットフォームのさらなる高度化に向け、継続して取り組んでまいります。
Spiber株式会社 取締役兼代表執行役|関山和秀コメント
世界的な経済諸情勢を受け、スタートアップの資金調達環境が厳しい状況にある中、私たちがこのような成長を続けられていることは、当社技術プラットフォームや開発素材、事業の価値を深く理解し、将来性を評価し期待くださる出資企業、金融機関、並びにパートナー企業の皆様のおかげです。循環型社会の実現に欠かせないバイオものづくり技術基盤の整備と高度化、及び社会実装に、当該セクターのフロントランナーとしての責務を果たすべく、引き続き尽力してまいります。
なお、本ラウンドにつきましては、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社にフィ
ナンシャル・アドバイザーとして、またアンダーソン・毛利・友常法律事務所にリーガルアドバイザーとしてご支援いただきました。
*¹: 2021年11月1日、ISO(国際標準化機構)によりISO2076の「タンパク質繊維」の定義が改定・発行され、同改訂により「タンパク質繊維」には天然由来のタンパク質だけでなく、人工的に製造されたタンパク質も含まれるようになりました。また、繊維中のタンパク質成分の基準値が新たに80%以上と設定されました。本規格の発行により、人工構造タンパク質素材が初めて素材の新たなカテゴリーとして国際的に認められました。
Brewed Protein(TM)(ブリュード・プロテイン(TM))繊維
植物由来のバイオマスを原材料に使用した微生物の発酵プロセスにより生産される人工構造タンパク質素材。様々なアプリケーションに加工でき、Brewed Protein(TM)ポリマーを紡糸した Brewed Protein(TM)繊維は、シルクのような光沢と繊細さを持つフィラメント糸、さらに上質でなめらかな肌触りのカシミヤや嵩高性に優れたウールのような紡績糸にも加工することができます。2021年には国際標準化機構(ISO)の規格が改定され、「タンパク質繊維」には天然由来のタンパク質だけでなく、バイオテクノロジーによって人工的に製造されたタンパク質繊維も含まれるようになり、新たなカテゴリーの素材として国際的に認められるようになりました。Brewed Protein(TM)繊維の生産規模が拡大していくと、当社が初期的な注力分野としているアパレル産業向けのテキスタイル用途において、例えば、高級獣毛でありながら、様々な環境リスクを指摘されているカシミヤ繊維と比較した場合には、温室効果ガスの排出量の大幅な縮小と土地や水の使用量の削減が、また、Brewed Protein(TM)素材自体は環境分解性を有するため、最終製品の設計によっては石油由来製品によるマイクロプラスチック排出の課題解決への貢献が見込めるなど、従来の動物由来、植物由来、合成素材に代わるソリューションを提供することができる次世代の素材として期待が寄せられています。
Spiber株式会社
構造タンパク質「Brewed Protein(TM)素材」を開発、生産するバイオベンチャー。
2007年9月創業。現在、タイ・ラヨン県にて、Spiber 初となる量産プラントで Brewed
Protein(TM)ポリマーの生産を開始。2023年からはタイで生産されたポリマーを使用した繊維を活用した製品が展開されるようになり、生産量も上げながら国内外のブランド、また紡績会社やテキスタイルメーカー、繊維商社にも販売網を拡大しています。
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