【東京農業大学第三高等学校】7/31(月)~8/4(金)農大の施設を活用し、オホーツク海洋研修を実施。
Digital PR Platform2023年9月13日(水)16時16分
農大北海道オホーツクキャンパスの教授、学生たちと共に様々な調査を体験し、「能取湖の生態系」について学びました。
東京農業大学第三高等学校(埼玉県東松山市)は、2023年7月31日(月)から8月4日(金)まで4泊5日の日程にて、「オホーツク海洋研修」を実施しました。理数探究課程や生物部に所属する生徒など希望者19名(2年生5名、1年生14名)は、北海道網走市に位置する東京農業大学の「オホーツク臨海研究センター」と、その目の前に広がる「能取湖」において、調査からデータの解析、考察、発表までの一連の研究活動を経験し、研究の楽しさや奥深さに触れました。
[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/2209/76238/400_300_2023091312311765012d050f1bf.jpg
東京農業大学北海道オホーツクキャンパスには、豊かな生態系に恵まれたオホーツク海を研究する「生物産業学部海洋水産学科」という学科があります。その学科の教授陣が、今回の研修のために、海水の湖である能取湖の生態系調査という魅力あふれるテーマを用意してくれました。生徒たちは、ティーチングアシスタントの大学生と共に、能取湖の様々な場所で、昼と夜のそれぞれの時間に海水を採取し、水温や塩分、プランクトンの量や種類の違いを調べたり、アマモ場や干潟で生き物の調査をしたりしました。
[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/2209/76238/400_300_2023091312312165012d09da795.jpg
[画像3]https://user.pr-automation.jp/simg/2209/76238/300_400_2023091312313165012d13c291b.jpg
集めたサンプルは、オホーツク臨海研究センターに持ち帰り、実験室でデータを測定します。海水をろ過したフィルターから、植物プランクトンが持っているクロロフィルaという光合成に関与する色素を測定したり、プランクトンや生き物を顕微鏡で観察したり、動物プランクトンを抽出し単位体積当たりの個体数を計算するなど分析を行いました。続いて、自分たちで収集したデータのうち、班ごとに興味を持ったデータについてどんな関係性が見いだせるのかを考察し、発表資料にまとめました。
[画像4]https://user.pr-automation.jp/simg/2209/76238/400_300_2023091312313665012d182c7f6.jpg
[画像5]https://user.pr-automation.jp/simg/2209/76238/400_300_2023091313015465013432e9cdd.jpg
[画像6]https://user.pr-automation.jp/simg/2209/76238/400_300_20230913130412650134bc36dc0.jpg
1年生をはじめ、これまでに経験したことのない大学生レベルの高度な内容に戸惑う様子も見受けられましたが、限られた時間の中で工夫を凝らし準備しました。発表を聴いた先生や学生からは、鋭い質問もありましたが、生徒たちは新たな視点を得るとともに、研究の奥深さを実感している様子でした。
[画像7]https://user.pr-automation.jp/simg/2209/76238/400_300_2023091312315665012d2cb6eae.jpg
[画像8]https://user.pr-automation.jp/simg/2209/76238/400_225_2023091312323465012d52c8645.jpg
一連の研究活動を終えた生徒からは「初めて本格的な研究ができて楽しかった。」、「海水のサンプリングやプランクトンの採集など、普段絶対にできない経験ができて嬉しかった。」、「大学の先生や学生の方々が様々な知識を教えてくれた。」といった喜びや感謝の声がありました。引率した信木公介教諭は、「オホーツク地域ならではの調査や大学の専門的な実験器具・道具の操作などから刺激を受けたことでしょう。研究や発表を通して、1つのデータでも様々な見方があるということ、研究というものはどんなに事前に準備しても充分ということはない、ということを生徒たちが実感していると嬉しい。発表で踏み込んだコメントをいただいた経験が、今後の研究活動に良い影響があることを期待したい。」と話してくれました。
[画像9]https://user.pr-automation.jp/simg/2209/76238/400_300_2023091312324965012d61b1663.jpg
取材:学校法人東京農業大学 初等中等教育部(TEL:03-5477-2391)
本件に関するお問合わせ先
学校法人東京農業大学 初等中等教育部
(〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1)
TEL 03-5477-2391
FAX 03-5477-2415
Copyright(C)Digital PR Platform All Rights Reserved.
「大学」をもっと詳しく
BIGLOBE旅行 都道府県民限定プランのご紹介♪
「大学」のニュース
-
理科大、バニラの香りの主成分「バニリン」を生成する酵素の開発に成功5月17日22時11分
-
「ファッションコーディネート対決」本厚木ミロードで開催中! 〜遊び心を忘れない!Happy Life Style〜5月17日19時16分
-
当社子会社による琉球大学敷地内薬局の運営開始について5月17日18時46分
-
【バイオームいなべ市京都産業大学】産官学で進めるDX技術を用いたグリーンインフラプロジェクトを発足5月17日18時16分
-
卒業した高橋藍5月17日18時12分
-
「フッ化物系固体電解質の全固体LIB」と題して、名古屋工業大学 大学院工学研究科 工学専攻(材料機能プログラム)准教授 宮崎 怜雄奈氏によるセミナーを2024年6月21日(金)に開催!!5月17日17時46分
-
東京大学などと共同で一般社団法人「WE AT」を設立 〜産学官連携を通じて、社会課題解決に向けたイノベーションを創出するグローバルなスタートアップエコシステム構築を目指す〜5月17日17時16分
-
東京大学などと共同で新たな一般社団法人「WE AT」を設立5月17日17時16分
-
組織間協力に関する共同談話5月17日17時16分
-
共立女子大学・短期大学のオープンキャンパス学生スタッフ「KWUcasT」〜 キュート 〜が発足5月17日17時16分