【脱炭素】カーボンクレジットの評価期間1ヶ月を数十秒に短縮 格付会社 Sylvera Ltd及び、丸紅株式会社と業務提携
PR TIMES2024年11月26日(火)12時16分
~生成AIで品質の“本質”を見抜く新システムを開発~
生成AIを活用したカーボンクレジットの品質評価システム(以下「本評価システム」)を構築する大阪ガス株式会社(代表取締役社長:藤原 正隆、以下「大阪ガス」)は、システムの利用範囲拡大と精度向上のため、カーボンクレジット格付のリーディングカンパニーであるSylvera Ltd(CEO:Allister Furey、以下「シルベラ社」)」と業務提携に関する覚書を締結しました。また、温室効果ガス削減活動やカーボンクレジット創出に取り組む、丸紅株式会社(代表取締役社長:柿木 真澄、以下「丸紅」)と業務提携に関する覚書を締結し、本評価システムを活用した事業の展開やプラットフォーム形成に向けた取り組みを開始しました。
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[画像2: https://prtimes.jp/i/139670/73/resize/d139670-73-07bbc026a2222fff61da-0.jpg ]
大阪ガスの取り組み
日本は、CO2などの温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させて排出量を実質ゼロに抑える「カーボンニュートラル」を2050年までに達成する、と宣言しています。大阪ガスは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環として、温室効果ガスの削減・除去量を証明する仕組みである「カーボンクレジット」の品質を評価するAIシステムを構築しました。カーボンクレジット創出プロジェクトの計画書を生成AIで分析し、100以上の基準との整合性を評価することで、カーボンクレジットの品質を短時間で簡易チェックするAIシステムです。通常1か月程度かかる評価時間を数十秒に短縮できるうえ、高精度を実現しており、多くのプロジェクトを同時に比較することも可能です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/139670/73/resize/d139670-73-6b2f6e024288705e6dc3-0.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/139670/73/resize/d139670-73-763079a1e52b3de88552-0.png ]
カーボンクレジットの品質を適切に評価することの重要性
近年、各企業において、温室効果ガスの削減努力をしたうえで、どうしても減らせない排出量をカーボンクレジットで相殺する動きが増えています。そのため、2030年には世界で最大100兆円規模*1のクレジットが必要という試算もされており、今後もクレジットの開発は加速していくと見込まれています。一方で、カーボンクレジットの品質を適切に評価することは、環境保全への配慮を実態以上に見せかける行為であるグリーンウォッシュや、価格変動のリスク回避するうえで非常に重要です。
大阪ガスは、カーボンクレジットの品質を適切に評価すべく、シルベラ社及び丸紅と業務提携に関する覚書を締結しました。
*1:カーボンクレジットの世界市場レポート 2024 年(株式会社グローバルインフォメーション)よる
シルベラ社との業務提携の背景
大阪ガスはシルベラ社とカーボンクレジットの品質評価に関する業務提携のための覚書を締結しました。シルベラ社は、炭素データプラットフォームおよびカーボンクレジット格付のリーディングカンパニーであり、カーボンクレジット創出プロジェクトの品質評価・格付により、企業のカーボンクレジット購入や投資のサポートを行っています。専門家による示唆、高度な評価の仕組み、業界をリードする豊富なデータを活用して、カーボンクレジット創出プロジェクトを包括的に分析しています。また、衛星画像の活用や現地調査により、追加性や永続性などの重要な要素も評価して質の高い格付けを実施することが可能です。
今後、シルベラ社は、大阪ガスが構築した本評価システムの対象範囲の拡大や精度向上に向けた開発のサポートを行います。また、シルベラ社の日本での事業展開を大阪ガスが支援することなどを想定しています。
丸紅との業務提携の背景
大阪ガスと丸紅は、カーボンクレジットの品質を評価するシステムに関する業務提携のための覚書を締結しました。本業務提携では、大阪ガスが構築した本評価システムを活用し、カーボンクレジットをより安心して活用できる枠組みの構築を目指します。
丸紅は、国内外の事業者と連携して温室効果ガス削減活動や支援を行いカーボンクレジットを創出するとともに、グローバルにカーボンクレジットのトレードを行うことで、地球規模での温室効果ガス削減に貢献しています。大阪ガスが構築した本評価システムの開発・事業展開に向けて可能性を追求し、安心して活用できるプラットフォーム形成に向けたニーズの把握や提案を行います。大阪ガスは、システムの開発にさらに注力し、適用可能なカーボンクレジットの分野を拡大するとともに、評価精度の向上などを図ります。
大阪ガスと丸紅は、本枠組みの普及を通じて、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて貢献していきます。
今後の展望
大阪ガスは、2024年度内に本評価システムの外販を目指すとともに、クレジットを創出するプロジェクト全体の50%を評価できるよう開発を進めていきます。本システムは、単なる形式的な炭素削減ではなく、環境に真の貢献をするカーボンクレジットの価値を見極めることを目的としています。アジア地域から段階的に展開を開始し、グリーンウォッシュを排除しながら、実質的なCO2削減に貢献するプロジェクトを評価します。将来的には、全てのカーボンクレジットプロジェクトに対して本評価システムを適用し、2050年のカーボンニュートラル実現に貢献していきます。
会社概要
[画像5: https://prtimes.jp/i/139670/73/resize/d139670-73-d708344a9077ca980e2a-0.jpg ]
企業名 :大阪ガス株式会社
本社所在地 :大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号
代表 :代表取締役社長 藤原 正隆
設立日 :1897年4月
事業概要 :ガスの製造・販売、電力の発電・販売 等
WEBサイト:https://www.daigasgroup.com/
企業名 :Sylvera Ltd
本社所在地 :イギリス
[画像6: https://prtimes.jp/i/139670/73/resize/d139670-73-346f0a06bb076973510e-0.png ]
代表 :CEO:Allister Furey
設立日 :2020年
事業概要 :カーボンクレジットを評価・かくづけするWebプラットフォームの提供、システムの開発 等
WEBサイト:https://www.sylvera.com/
企業名 :丸紅株式会社
[画像7: https://prtimes.jp/i/139670/73/resize/d139670-73-db769bc4a9c94a1873f7-0.jpg ]
本社所在地 :東京都千代田区大手町一丁目4番2号
代表 :代表取締役社長 柿木 真澄
設立日 :1949年12月
事業概要 :国内外のネットワークを通じて、輸出入(外国間取引を含む)及び国内取引の他、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発などの事業活動を多角的に展開
WEBサイト:https://www.marubeni.com/jp/
生成AIを活用したカーボンクレジットの品質評価システム(以下「本評価システム」)を構築する大阪ガス株式会社(代表取締役社長:藤原 正隆、以下「大阪ガス」)は、システムの利用範囲拡大と精度向上のため、カーボンクレジット格付のリーディングカンパニーであるSylvera Ltd(CEO:Allister Furey、以下「シルベラ社」)」と業務提携に関する覚書を締結しました。また、温室効果ガス削減活動やカーボンクレジット創出に取り組む、丸紅株式会社(代表取締役社長:柿木 真澄、以下「丸紅」)と業務提携に関する覚書を締結し、本評価システムを活用した事業の展開やプラットフォーム形成に向けた取り組みを開始しました。
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大阪ガスの取り組み
日本は、CO2などの温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させて排出量を実質ゼロに抑える「カーボンニュートラル」を2050年までに達成する、と宣言しています。大阪ガスは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環として、温室効果ガスの削減・除去量を証明する仕組みである「カーボンクレジット」の品質を評価するAIシステムを構築しました。カーボンクレジット創出プロジェクトの計画書を生成AIで分析し、100以上の基準との整合性を評価することで、カーボンクレジットの品質を短時間で簡易チェックするAIシステムです。通常1か月程度かかる評価時間を数十秒に短縮できるうえ、高精度を実現しており、多くのプロジェクトを同時に比較することも可能です。
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カーボンクレジットの品質を適切に評価することの重要性
近年、各企業において、温室効果ガスの削減努力をしたうえで、どうしても減らせない排出量をカーボンクレジットで相殺する動きが増えています。そのため、2030年には世界で最大100兆円規模*1のクレジットが必要という試算もされており、今後もクレジットの開発は加速していくと見込まれています。一方で、カーボンクレジットの品質を適切に評価することは、環境保全への配慮を実態以上に見せかける行為であるグリーンウォッシュや、価格変動のリスク回避するうえで非常に重要です。
大阪ガスは、カーボンクレジットの品質を適切に評価すべく、シルベラ社及び丸紅と業務提携に関する覚書を締結しました。
*1:カーボンクレジットの世界市場レポート 2024 年(株式会社グローバルインフォメーション)よる
シルベラ社との業務提携の背景
大阪ガスはシルベラ社とカーボンクレジットの品質評価に関する業務提携のための覚書を締結しました。シルベラ社は、炭素データプラットフォームおよびカーボンクレジット格付のリーディングカンパニーであり、カーボンクレジット創出プロジェクトの品質評価・格付により、企業のカーボンクレジット購入や投資のサポートを行っています。専門家による示唆、高度な評価の仕組み、業界をリードする豊富なデータを活用して、カーボンクレジット創出プロジェクトを包括的に分析しています。また、衛星画像の活用や現地調査により、追加性や永続性などの重要な要素も評価して質の高い格付けを実施することが可能です。
今後、シルベラ社は、大阪ガスが構築した本評価システムの対象範囲の拡大や精度向上に向けた開発のサポートを行います。また、シルベラ社の日本での事業展開を大阪ガスが支援することなどを想定しています。
丸紅との業務提携の背景
大阪ガスと丸紅は、カーボンクレジットの品質を評価するシステムに関する業務提携のための覚書を締結しました。本業務提携では、大阪ガスが構築した本評価システムを活用し、カーボンクレジットをより安心して活用できる枠組みの構築を目指します。
丸紅は、国内外の事業者と連携して温室効果ガス削減活動や支援を行いカーボンクレジットを創出するとともに、グローバルにカーボンクレジットのトレードを行うことで、地球規模での温室効果ガス削減に貢献しています。大阪ガスが構築した本評価システムの開発・事業展開に向けて可能性を追求し、安心して活用できるプラットフォーム形成に向けたニーズの把握や提案を行います。大阪ガスは、システムの開発にさらに注力し、適用可能なカーボンクレジットの分野を拡大するとともに、評価精度の向上などを図ります。
大阪ガスと丸紅は、本枠組みの普及を通じて、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて貢献していきます。
今後の展望
大阪ガスは、2024年度内に本評価システムの外販を目指すとともに、クレジットを創出するプロジェクト全体の50%を評価できるよう開発を進めていきます。本システムは、単なる形式的な炭素削減ではなく、環境に真の貢献をするカーボンクレジットの価値を見極めることを目的としています。アジア地域から段階的に展開を開始し、グリーンウォッシュを排除しながら、実質的なCO2削減に貢献するプロジェクトを評価します。将来的には、全てのカーボンクレジットプロジェクトに対して本評価システムを適用し、2050年のカーボンニュートラル実現に貢献していきます。
会社概要
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企業名 :大阪ガス株式会社
本社所在地 :大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号
代表 :代表取締役社長 藤原 正隆
設立日 :1897年4月
事業概要 :ガスの製造・販売、電力の発電・販売 等
WEBサイト:https://www.daigasgroup.com/
企業名 :Sylvera Ltd
本社所在地 :イギリス
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代表 :CEO:Allister Furey
設立日 :2020年
事業概要 :カーボンクレジットを評価・かくづけするWebプラットフォームの提供、システムの開発 等
WEBサイト:https://www.sylvera.com/
企業名 :丸紅株式会社
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本社所在地 :東京都千代田区大手町一丁目4番2号
代表 :代表取締役社長 柿木 真澄
設立日 :1949年12月
事業概要 :国内外のネットワークを通じて、輸出入(外国間取引を含む)及び国内取引の他、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発などの事業活動を多角的に展開
WEBサイト:https://www.marubeni.com/jp/
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