ジェームズ・キャメロンがロンドンから緊急会見!『アリータ』には、『タイタニック』級の悲恋が
シネマカフェ2019年2月4日(月)10時15分
日本のSFアクション漫画「銃夢(がんむ)」を実写映画化した『アリータ:バトル・エンジェル』がついに完成! ワールドプレミアが行われたロンドンから、製作・脚本のジェームズ・キャメロンが急きょ、日本のメディアに向けた中継会見を開いた。
■ロバート・ロドリゲス監督を信頼!「私が現場に行ったのは1度だけ」
数百年先の未来を舞台に、スクラップの山で発見されたサイボーグの少女“アリータ”が、内に秘めた並外れた戦闘能力に目覚め、出生の秘密を見つけようと決意。そんな彼女を抹消しようと、巨大な陰謀が動き出す。キャメロンが原作と出会ったのは20数年前のこと。すぐさま映画化権を獲得したが、自身の代表作である『アバター』と同時進行していたこともあり、「結果的に『アリータ』は後回しになってしまった」のだとか。
メガホンを託されたのは、『シン・シティ』『プラネット・テラー in グラインドハウス』など、斬新でグラフィカルなアクション描写を得意とするロバート・ロドリゲス。「完成した映画を見ると、見事にロバートのスタイルになっていた。もし、私が監督をしていたら、もっとダークでエッジが効いた作品だったはず。ロバートのおかげで、娯楽性が高まり、幅広いファンにアピールできる仕上がりになったよ」と満足そうなキャメロン。
実際、撮影が始まると「私が現場に行ったのはたった1度。1時間滞在しただけだった」そうで、「出演者やクルーに、ロバートこそがクリエイティブの全権を握っていると知ってほしかったからね」と厚い信頼を寄せる。
■身分違いの恋…「私はロマンチストだから、ラブストーリーが大好き」
そもそも、キャメロンは原作コミックのどこに惹かれたのだろうか? 「SF的な要素や、そこで描かれるテクノロジーに興味があったのはもちろんだけど、いちばん魅力を感じたのは、アリータの強さとはかなさだ。脚本を書いたのは、私の娘が13歳の頃。若い世代に勇気を与えたいという気持ちもあった」
映画ではサイボーグのアリータと、彼女の記憶を取り戻す手助けをする人間のヒューゴが織りなす“悲恋”ともいうべきラブストーリーが描かれている。設定こそ違うが、種族や身分の違う者同士の恋愛といえば『アバター』、そして『タイタニック』を思い出すファンもいるはずだ。「そう、私はロマンチストだから、ラブストーリーが大好きだよ」(キャメロン)
■原作者・木城ゆきと氏も太鼓判!「すばらしい映画を作っていただいて、感動しました」
中継会見には、ロンドン入りしていた原作者の木城ゆきと氏も同席し、「すばらしい映画を作っていただいて、感動しました」と完成したばかりの映画に太鼓判(木城氏は自身の公式ブログに、本作を絶賛する長文コメントを掲載中だ)。
木城氏の言葉を受けて、キャメロンは「アリガトウゴザイマス」と日本語で感謝の意。「この手、この目、この頭脳が美しい世界観を作り出してくれた。私とロバートは、長い時間をそこで過ごしたんです。まだまだ原作の一部しか映像化していないし、魅力的なキャラクターがたくさん存在しているので、これから先も(映画を)作っていきたいと思う」と『アリータ:バトル・エンジェル』シリーズ化の可能性も示唆した。
『アリータ:バトル・エンジェル』は2月22日(金)より全国にて公開。
■ロバート・ロドリゲス監督を信頼!「私が現場に行ったのは1度だけ」
数百年先の未来を舞台に、スクラップの山で発見されたサイボーグの少女“アリータ”が、内に秘めた並外れた戦闘能力に目覚め、出生の秘密を見つけようと決意。そんな彼女を抹消しようと、巨大な陰謀が動き出す。キャメロンが原作と出会ったのは20数年前のこと。すぐさま映画化権を獲得したが、自身の代表作である『アバター』と同時進行していたこともあり、「結果的に『アリータ』は後回しになってしまった」のだとか。
メガホンを託されたのは、『シン・シティ』『プラネット・テラー in グラインドハウス』など、斬新でグラフィカルなアクション描写を得意とするロバート・ロドリゲス。「完成した映画を見ると、見事にロバートのスタイルになっていた。もし、私が監督をしていたら、もっとダークでエッジが効いた作品だったはず。ロバートのおかげで、娯楽性が高まり、幅広いファンにアピールできる仕上がりになったよ」と満足そうなキャメロン。
実際、撮影が始まると「私が現場に行ったのはたった1度。1時間滞在しただけだった」そうで、「出演者やクルーに、ロバートこそがクリエイティブの全権を握っていると知ってほしかったからね」と厚い信頼を寄せる。
■身分違いの恋…「私はロマンチストだから、ラブストーリーが大好き」
そもそも、キャメロンは原作コミックのどこに惹かれたのだろうか? 「SF的な要素や、そこで描かれるテクノロジーに興味があったのはもちろんだけど、いちばん魅力を感じたのは、アリータの強さとはかなさだ。脚本を書いたのは、私の娘が13歳の頃。若い世代に勇気を与えたいという気持ちもあった」
映画ではサイボーグのアリータと、彼女の記憶を取り戻す手助けをする人間のヒューゴが織りなす“悲恋”ともいうべきラブストーリーが描かれている。設定こそ違うが、種族や身分の違う者同士の恋愛といえば『アバター』、そして『タイタニック』を思い出すファンもいるはずだ。「そう、私はロマンチストだから、ラブストーリーが大好きだよ」(キャメロン)
■原作者・木城ゆきと氏も太鼓判!「すばらしい映画を作っていただいて、感動しました」
中継会見には、ロンドン入りしていた原作者の木城ゆきと氏も同席し、「すばらしい映画を作っていただいて、感動しました」と完成したばかりの映画に太鼓判(木城氏は自身の公式ブログに、本作を絶賛する長文コメントを掲載中だ)。
木城氏の言葉を受けて、キャメロンは「アリガトウゴザイマス」と日本語で感謝の意。「この手、この目、この頭脳が美しい世界観を作り出してくれた。私とロバートは、長い時間をそこで過ごしたんです。まだまだ原作の一部しか映像化していないし、魅力的なキャラクターがたくさん存在しているので、これから先も(映画を)作っていきたいと思う」と『アリータ:バトル・エンジェル』シリーズ化の可能性も示唆した。
『アリータ:バトル・エンジェル』は2月22日(金)より全国にて公開。
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