くじ運まで持ってる!藤井聡太竜王・名人、“ドラ1”で3人競合の羽生善治九段獲得に超ドヤ顔 ファンはもはや困惑?「まじかw」/将棋・ABEMAトーナメント2024
将棋界における全てを手に入れる、そんな“引き強”ぶりまで発揮されては、ファンも驚きを通り越して困惑だ。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2024」ドラフト会議の模様が4月27日に放送された。藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)は1巡目に将棋界のレジェンド羽生善治九段(53)を指名、3人競合をもろともせず、当たりくじを引いた。直後には、めったに見られないほどの“ドヤ顔”。ファンからは「まじかw」「最強すぎじゃん」というコメントが集まった。
タイトル独占の八冠王が、運だけが頼りの抽選でも“持ってる”ところを見せてしまった。将棋界のレジェンド羽生九段は、今大会から初めてリーダーを外れ「選ばれる側」に回った。かつて七冠独占を達成、タイトル通算99期の実績と実力は今なお健在で、前人未到の100期を目指し、各棋戦でも上位で活躍中だ。当然、羽生九段は今回のドラフト会議における目玉中の目玉。複数の競合は必至と思われていたが、藤井竜王・名人は臆することなく名前を書き、最初に指名を読み上げられた。
同じく羽生九段を指名したのは一昨年優勝、昨年準優勝の稲葉陽八段(35)と、今大会からリーダーに加わった中村太地八段(35)の2人。計3人でのくじ引きになると、藤井竜王・名人も楽しげに抽選箱に手を入れた。
放送席にいた藤森哲也五段(36)が「さあ、注目!どうなるんだ!?」と盛り上げる中、マーク入りの当たりくじは導かれるように藤井竜王・名人の手に。封筒を開けて当たりを確認すると、小さくガッツポーズしながら、これ以上ないドヤ顔がカメラに捉えられた。放送席にいた面々から揃って「おおー!」と声が飛ぶと、視聴者からは「こりゃ祭りや」「すごすぎ」「滅茶苦茶うれしそうw」と喜びの声とともに、くじ引きまで強い様子に「運も強いのかよ」「最強すぎじゃん」と困惑する様子も見られていた。
なお2巡目には、羽生九段も親しむチェスの強豪でもある青嶋未来六段(29)を指名。プラン通りのチームが組めた藤井竜王・名人は「羽生先生は、この大会でも大変な実績がある。非常に心強いメンバーかなと思います。青嶋六段はチェスの強豪としても知られている。羽生先生が取れたら、こういったチームでいこうと考えていました」とご満悦だった。
◆ABEMAトーナメント2024 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が7回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士11人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全12チームで行われる。予選リーグは3チームずつ4リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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