曲が書けないスランプを乗り越えて…冨岡愛「失うものはないと思って書いた」SNS総再生回数2億回超えのヒット曲『グッバイバイ』制作秘話
TOKYO FM+2024年12月11日(水)20時0分
こっちのけんとがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00〜17:25)。さまざまなゲストをお迎えし、生まれてからこれまでの時間のなかで、人の心に刻まれている「人生が変わった瞬間(THE MOMENT)」を探ります。
11月29日(金)と12月6日(金)の放送では、シンガーソングライターの冨岡愛さんがゲストに登場。この記事では12月6日の放送の模様をお届けします。SNS総再生回数2億回超えのヒット曲「グッバイバイ」の制作エピソードなどについて語ってくれました。
2002年生まれ、東京都出身の冨岡さん。4歳〜15歳までオーストラリアのゴールドコーストで過ごし、高校2年生より作詞作曲を開始。2021年、シンガーソングライターの優里さんが審査員を務めた「ネクストブレイクシンガー発掘オーディション」で優勝。翌年4月、優里さん提供の楽曲「ラプンツェル」をリリース。2023年9月にリリースした楽曲「グッバイバイ」は、TikTokなどSNSを中心に国内外から話題を集め、総再生数2億回を超えるほどのヒットを記録。2025年4月には、自身初となる東名阪ツアー「Tomioka Ai 2025 Live Tour」を開催予定です。
この番組では、ゲストの方の人生が変わった瞬間“モーメント”を伺っていきます。冨岡さんの1つ目のモーメントは「2016年 テイラー・スウィフトに憧れてギターを始める」、2つ目は「2018年 オーストラリアから大阪の高校へ」、3つ目は「2019年 初めてオリジナル楽曲を作る」でした。
*
こっちのけんと:続いて、人生4つ目のモーメントは?
冨岡:「2023年 1年間曲が書けない期間を経て久しぶりに書いた曲が『グッバイバイ』」です。
こっちのけんと:冨岡さんといえば「グッバイバイ」ですけど、1年間書けなかったんですか!?
冨岡:そうですね。この1年間は何を書いても、何をしたら良いかわからないというか、自分でも初めてのことで。
こっちのけんと:そうなんだ。
冨岡:そのときに「失うものはない」と思って書いたのがこの曲です。
こっちのけんと:失うものはないっていう状態で、こんなカッコいい曲が書けるんだ! いま思い返してみて、書けなかった理由はわかりましたか?
冨岡:たぶん、考えてすぎていたのかなと思っています。周りの声も100%真に受けていたのかなと。当時は自分に自信がなかったのかなって思います。
こっちのけんと:1年間って長いですよね。それでいうと、僕も「はいよろこんで」という曲を作る前に精神的に病んでしまって、人と連絡が取れない状態になったんです。そこから復活して、曲をまた作ろうかと思ったんですけど、まったく作れなくて。それこそ、自分も考えすぎてしまって、「もういいや! 何にでもなれ」と思って作ったら意外と良かったんですよね。
冨岡:めっちゃいいじゃないですか! それこそビックリなんですけど(笑)!
こっちのけんと:だから気持ちがわかるというか。1年間書けないと、たしかに(自身の)職業のことを考えちゃいますね。
冨岡:正直そうですね。19歳〜20歳にかけて「何してるんだろう……」みたいに思ってました。
こっちのけんと:周りの人たちもキラキラしていく時期ですもんね。「グッバイバイ」はどのように完成したのですか?
冨岡:今まで、歌詞に英語を入れてはいけないという“謎のルール”を設けていたのですが、一度無視しようと思って。もともと韻を踏むのも好きだったので、Aメロから書いていきました。
こっちのけんと:ちゃんと! サビからじゃないんですね。冨岡さんにとって曲を書くことはどういう感覚ですか?
冨岡:私は言葉が好きなので、まず好きなワードを見つけてそこから広げることが多いです。
こっちのけんと:めっちゃ似てる〜! だから僕は冨岡さんの曲がめっちゃ好きなんですよね。
冨岡:そう言っていただいて嬉しいです!
こっちのけんと:僕も言葉から広げていくタイプというか、言葉を分解してサビにして、それにストーリーを持たせていく感覚があります。僕の場合ネガティブな部分を晴らすというか、自分のために“処方箋”を出すような感覚で書いているんです。勝手に似ているなって思っちゃいました。
冨岡:嬉しいです。楽曲がすごくキャッチーですよね。
◆マイリー・サイラスの曲が心の支えに
こっちのけんと:この時期、制作に関係なく聴いていた楽曲はありますか?
冨岡:マイリー・サイラスの「The Climb」という曲をずっと聴いていました。
人生を山登りにたとえた楽曲です。山を登っている最中に負けてしまう戦いもあるだろうし、つまずくこともあるかもしれないけど、上から見た景色はキレイだよってことを歌っています。
こっちのけんと:なるほど。
冨岡:自分としては、「負けるときもある」という言葉にすごく救われました。負けるのも悪いことじゃないし、最後に勝てたらいいのかなっていうメッセージが曲に詰まっている気がして。
こっちのけんと:たしかに、今できないことがあったときに「ここが終着点じゃない」と言われると安心するというか、この先に何かがあるんだって思えてきますね。そういう音楽の精神的な部分って、今の冨岡さんのオリジナル曲にもあると思います。
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12月6日(金)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年12月14日(土)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00〜17:25
パーソナリティ:こっちのけんと
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moment/
11月29日(金)と12月6日(金)の放送では、シンガーソングライターの冨岡愛さんがゲストに登場。この記事では12月6日の放送の模様をお届けします。SNS総再生回数2億回超えのヒット曲「グッバイバイ」の制作エピソードなどについて語ってくれました。
こっちのけんと、冨岡愛さん
2002年生まれ、東京都出身の冨岡さん。4歳〜15歳までオーストラリアのゴールドコーストで過ごし、高校2年生より作詞作曲を開始。2021年、シンガーソングライターの優里さんが審査員を務めた「ネクストブレイクシンガー発掘オーディション」で優勝。翌年4月、優里さん提供の楽曲「ラプンツェル」をリリース。2023年9月にリリースした楽曲「グッバイバイ」は、TikTokなどSNSを中心に国内外から話題を集め、総再生数2億回を超えるほどのヒットを記録。2025年4月には、自身初となる東名阪ツアー「Tomioka Ai 2025 Live Tour」を開催予定です。
この番組では、ゲストの方の人生が変わった瞬間“モーメント”を伺っていきます。冨岡さんの1つ目のモーメントは「2016年 テイラー・スウィフトに憧れてギターを始める」、2つ目は「2018年 オーストラリアから大阪の高校へ」、3つ目は「2019年 初めてオリジナル楽曲を作る」でした。
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こっちのけんと:続いて、人生4つ目のモーメントは?
冨岡:「2023年 1年間曲が書けない期間を経て久しぶりに書いた曲が『グッバイバイ』」です。
こっちのけんと:冨岡さんといえば「グッバイバイ」ですけど、1年間書けなかったんですか!?
冨岡:そうですね。この1年間は何を書いても、何をしたら良いかわからないというか、自分でも初めてのことで。
こっちのけんと:そうなんだ。
冨岡:そのときに「失うものはない」と思って書いたのがこの曲です。
こっちのけんと:失うものはないっていう状態で、こんなカッコいい曲が書けるんだ! いま思い返してみて、書けなかった理由はわかりましたか?
冨岡:たぶん、考えてすぎていたのかなと思っています。周りの声も100%真に受けていたのかなと。当時は自分に自信がなかったのかなって思います。
こっちのけんと:1年間って長いですよね。それでいうと、僕も「はいよろこんで」という曲を作る前に精神的に病んでしまって、人と連絡が取れない状態になったんです。そこから復活して、曲をまた作ろうかと思ったんですけど、まったく作れなくて。それこそ、自分も考えすぎてしまって、「もういいや! 何にでもなれ」と思って作ったら意外と良かったんですよね。
冨岡:めっちゃいいじゃないですか! それこそビックリなんですけど(笑)!
こっちのけんと:だから気持ちがわかるというか。1年間書けないと、たしかに(自身の)職業のことを考えちゃいますね。
冨岡:正直そうですね。19歳〜20歳にかけて「何してるんだろう……」みたいに思ってました。
こっちのけんと:周りの人たちもキラキラしていく時期ですもんね。「グッバイバイ」はどのように完成したのですか?
冨岡:今まで、歌詞に英語を入れてはいけないという“謎のルール”を設けていたのですが、一度無視しようと思って。もともと韻を踏むのも好きだったので、Aメロから書いていきました。
こっちのけんと:ちゃんと! サビからじゃないんですね。冨岡さんにとって曲を書くことはどういう感覚ですか?
冨岡:私は言葉が好きなので、まず好きなワードを見つけてそこから広げることが多いです。
こっちのけんと:めっちゃ似てる〜! だから僕は冨岡さんの曲がめっちゃ好きなんですよね。
冨岡:そう言っていただいて嬉しいです!
こっちのけんと:僕も言葉から広げていくタイプというか、言葉を分解してサビにして、それにストーリーを持たせていく感覚があります。僕の場合ネガティブな部分を晴らすというか、自分のために“処方箋”を出すような感覚で書いているんです。勝手に似ているなって思っちゃいました。
冨岡:嬉しいです。楽曲がすごくキャッチーですよね。
◆マイリー・サイラスの曲が心の支えに
こっちのけんと:この時期、制作に関係なく聴いていた楽曲はありますか?
冨岡:マイリー・サイラスの「The Climb」という曲をずっと聴いていました。
人生を山登りにたとえた楽曲です。山を登っている最中に負けてしまう戦いもあるだろうし、つまずくこともあるかもしれないけど、上から見た景色はキレイだよってことを歌っています。
こっちのけんと:なるほど。
冨岡:自分としては、「負けるときもある」という言葉にすごく救われました。負けるのも悪いことじゃないし、最後に勝てたらいいのかなっていうメッセージが曲に詰まっている気がして。
こっちのけんと:たしかに、今できないことがあったときに「ここが終着点じゃない」と言われると安心するというか、この先に何かがあるんだって思えてきますね。そういう音楽の精神的な部分って、今の冨岡さんのオリジナル曲にもあると思います。
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12月6日(金)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年12月14日(土)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00〜17:25
パーソナリティ:こっちのけんと
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moment/
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