【格安イヤホン探訪:番外編】音量重視派の私が「カフ型イヤホン」で普段通りに音楽を聞いたら、予想通りになった
ロケットニュース242024年11月5日(火)12時0分
前回に続いて、今回の格安イヤホン探訪も番外編である。今回紹介するのはリクエストを頂いた、耳に挟む「カフ型」のワイヤレスイヤホンである。リクエストを頂いた方によると、Amazonで送料込み999円で売っているとの情報を得たので、紹介させて頂こう。
私(佐藤)は爆音至上主義なので、音はデカいほどいいと考えている。そんな私が、耳穴に差し込まないカフ型のイヤホンに満足できるのだろうか? 購入して実際に聞いてみた。
・カフ型イヤホン
先に述べたように、送料込みで999円で販売している製品のはずだったが、私が購入した時は税・送料込みで1180円だったので、格安の部類に入ると思う。先ほど改めて価格を調べたら、また999円になっていた。私が買う時だけ高いってどういうことや。まあ、運が悪かったのだろう……。
価格を考えると、中国製であることが容易に想像つくのだが、裏面には日本語表記されていた。日本製かと思いきや、やっぱり製造は中国。少しだけおかしな表記もあるけど、日本語が書いてあるだけでも親切というものだ。書いてないものザラだからね。
箱を開けると中には保証期間を示す紙が入っていた。LINEで「注文番号 + 保証期間延長」と送信すると、保証期間が6カ月から18カ月に延ばしてもらえるそうだ。
ケースは長丸で、表面にブランド名「STSEETOP」が記載されている。ケースはやたら軽いプラスチック製で、この辺にチープさを感じるかな。
背面にはUSB-TypeCの充電口がついている。
フタを開けると、中にはイヤホンが2つ。実物のカフ型を見るのはこれが初めてなわけだが、一般的なイヤホンと形状が全然違うので、「コレがイヤホン?」と、一瞬戸惑ってしまった。
コレを耳に挟む? う~ん、初めてピアスの穴を開ける時のような、妙な緊張感を覚えてしまう。少々大げさではあるけど……。
当然ながら耳に挟む形式なので、イヤーピースは必要ない。ちなみに本体の外側にはタッチセンサーも搭載していて、音楽の再生・停止や通話などをタッチ操作することも可能だ。
装着するとこんな感じだ。耳穴をふさがないので、イヤホンをつけている感じはしない。まるで耳に洗濯バサミでもつけている気分だ。
では早速音楽を聞いてみよう。聞くのはモトリー・クルーの「Dr.Feelgood」である。
この曲は、バンド全盛期の1989年にリリースされた5枚目のアルバムに収録されているミドルテンポのロックナンバーである。
余談だが、このアルバムにはブライアン・アダムスやスティーブン・タイラー(エアロスミス)、元スキッド・ロウのセバスチャン・バックらがゲスト参加している。にも関わらず! 彼らの歌声の音量が小さい。それが個人的に気になってはいるけど、作品としては名盤。粒ぞろいの聞き応えのある内容だ。
それはさておき、音量重視派の私が聞いてみたところ、まずちゃんと音を聞き取れることに感動した。耳穴との距離はあるけど、それなりにちゃんと聞こえるぞ。
だが、普段の音量(最大音量の1目盛り前)まで上げると、めちゃくちゃ音が漏れるらしい。「らしい」としたのは、音楽を聞いている私は気づかなかったが、近くにいた亀沢・御花畑両氏によると「ダダ洩れです」とのことだった。
そうだよね、これで大音量を望む方が間違いだ。しかしながら、外の音も常に聞こえているので、安心感はある。音楽には向かないけど、オンラインミーティングには良いかも。使いようによっては、重宝しそうである。
1.アルペックス(Hi Unit)「ハイユニット HSE-A1000(PK)」 税込712円
2.JVCケンウッド「HA-FX6-T カナル型イヤホン」 税込821円
3.DENON「AH-C260」 税込927円
このランクは随時更新していきたいと思う。皆さんの音楽ライフの参考になれば幸いである。
参考リンク:Amazon
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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私(佐藤)は爆音至上主義なので、音はデカいほどいいと考えている。そんな私が、耳穴に差し込まないカフ型のイヤホンに満足できるのだろうか? 購入して実際に聞いてみた。
・カフ型イヤホン
先に述べたように、送料込みで999円で販売している製品のはずだったが、私が購入した時は税・送料込みで1180円だったので、格安の部類に入ると思う。先ほど改めて価格を調べたら、また999円になっていた。私が買う時だけ高いってどういうことや。まあ、運が悪かったのだろう……。
価格を考えると、中国製であることが容易に想像つくのだが、裏面には日本語表記されていた。日本製かと思いきや、やっぱり製造は中国。少しだけおかしな表記もあるけど、日本語が書いてあるだけでも親切というものだ。書いてないものザラだからね。
箱を開けると中には保証期間を示す紙が入っていた。LINEで「注文番号 + 保証期間延長」と送信すると、保証期間が6カ月から18カ月に延ばしてもらえるそうだ。
ケースは長丸で、表面にブランド名「STSEETOP」が記載されている。ケースはやたら軽いプラスチック製で、この辺にチープさを感じるかな。
背面にはUSB-TypeCの充電口がついている。
フタを開けると、中にはイヤホンが2つ。実物のカフ型を見るのはこれが初めてなわけだが、一般的なイヤホンと形状が全然違うので、「コレがイヤホン?」と、一瞬戸惑ってしまった。
コレを耳に挟む? う~ん、初めてピアスの穴を開ける時のような、妙な緊張感を覚えてしまう。少々大げさではあるけど……。
当然ながら耳に挟む形式なので、イヤーピースは必要ない。ちなみに本体の外側にはタッチセンサーも搭載していて、音楽の再生・停止や通話などをタッチ操作することも可能だ。
装着するとこんな感じだ。耳穴をふさがないので、イヤホンをつけている感じはしない。まるで耳に洗濯バサミでもつけている気分だ。
では早速音楽を聞いてみよう。聞くのはモトリー・クルーの「Dr.Feelgood」である。
この曲は、バンド全盛期の1989年にリリースされた5枚目のアルバムに収録されているミドルテンポのロックナンバーである。
余談だが、このアルバムにはブライアン・アダムスやスティーブン・タイラー(エアロスミス)、元スキッド・ロウのセバスチャン・バックらがゲスト参加している。にも関わらず! 彼らの歌声の音量が小さい。それが個人的に気になってはいるけど、作品としては名盤。粒ぞろいの聞き応えのある内容だ。
それはさておき、音量重視派の私が聞いてみたところ、まずちゃんと音を聞き取れることに感動した。耳穴との距離はあるけど、それなりにちゃんと聞こえるぞ。
だが、普段の音量(最大音量の1目盛り前)まで上げると、めちゃくちゃ音が漏れるらしい。「らしい」としたのは、音楽を聞いている私は気づかなかったが、近くにいた亀沢・御花畑両氏によると「ダダ洩れです」とのことだった。
そうだよね、これで大音量を望む方が間違いだ。しかしながら、外の音も常に聞こえているので、安心感はある。音楽には向かないけど、オンラインミーティングには良いかも。使いようによっては、重宝しそうである。
1.アルペックス(Hi Unit)「ハイユニット HSE-A1000(PK)」 税込712円
2.JVCケンウッド「HA-FX6-T カナル型イヤホン」 税込821円
3.DENON「AH-C260」 税込927円
このランクは随時更新していきたいと思う。皆さんの音楽ライフの参考になれば幸いである。
参考リンク:Amazon
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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