「相方」三輪と築いた守備 青森山田DF丸山「仲間に怒られっぱなし」からの成長曲線
サッカーキング2022年1月10日(月)22時34分
決勝戦で先制点を決めた丸山(中央)と、CBでコンビを組んだ三輪(左) [写真]=野口岳彦
第100回全国高校サッカー選手権大会の決勝が10日に行われ、青森山田(青森)が大津(熊本)を4-0で破り、3大会ぶり3度目の選手権制覇を飾った。
37分にセットプレーから先制点を青森山田にもたらしたDF丸山大和は、「2年連続決勝で負け、スタンドから見ていて悔しい気持ちを持っていました。悔しい気持ちはこの大会でしか返せない、優勝しないと悔いが残る。何が何でもと集大成で臨んで、やり切れたし、チーム全員で臨んだ結果だと思います」と勝利を振り返った。
自身はセンターバックながら、今大会5試合で4ゴール。セットプレーでのターゲットマンとして攻撃でも相手の脅威となり続けた。「質のいいボールが入ってくると思い、信じて飛び込めます」「セットプレーは自分がターゲットでやってきました。その責任を感じながら、自信を持って、周りもスペースを空けてくれて、そして藤森が蹴ってくれた結果だと思います」と、得意のドリブル突破からのクロスやセットプレーのキッカーのみならず、ロングスローでもボールを供給し続けたMF藤森颯太の名前を挙げつつ、チームのゴールであると強調している。
3回戦の阪南大高戦後にも「プレミアリーグでも相手に個性的なストライカーがいた場合、そこは大和が徹底的にと(黒田剛)監督に言われている」と語っていたように、今大会中、相手のエースを抑え続けた本職の守備については「相手の9番の選手(小林俊瑛)が191センチあって、どう跳ね返すかを(三輪)椋平とコミュニケーションを取っていて。この先もサッカーをやっていく中、身長のせいにしていたらそこまでと感じていて、どうつぶすかを意識しました。何本かは負けてしまいましたけど、シュートを打たれずに終わってよかった」と振り返った。
その三輪とは1年間、CBのコンビを組んできた。「(三輪が前回決勝で)PKを外してから近くで見てきましたが、あの時のシーン、感情を抱えながらやってきたと感じていて。僕も相方なので責任を感じていましたし、お互いのためにと助け合いながらやってきました」「(昨春に)守備陣を総入れ替えしてから前後のバランスがとても悪く、監督にも仲間にも怒られっぱなしでした。守備の選手として悔しくてGKの沼田(晃季)含め、シュートを打たせない気持ちで。言われ続けた悔しさが強みに変わりました」と悩み、もがきながら反発心を成長の糧としてプレミアリーグでも通用する堅固な守備へと変えてきた。
チームの強み、成長したこととして「みんながキャプテンという意識でやること。走る、戦う姿勢を(松木)玖生だけでなく全員でやるという意識が高まった」ことを挙げた丸山。「“3冠”という目標は奇跡というか、普通成し遂げられないことで。その中でまず1試合1試合、100%120%を出し切るかを大切にしていて、1試合ずつ乗り越えた結果、ここまで来られた」と、一戦必勝を徹底したからの結果であり、「監督の要求を信じてやってきたことで目標を達成できたと思います。監督、コーチに感謝しながら、喜びをみんなで分かち合えたら」と優勝を喜んでいる。
37分にセットプレーから先制点を青森山田にもたらしたDF丸山大和は、「2年連続決勝で負け、スタンドから見ていて悔しい気持ちを持っていました。悔しい気持ちはこの大会でしか返せない、優勝しないと悔いが残る。何が何でもと集大成で臨んで、やり切れたし、チーム全員で臨んだ結果だと思います」と勝利を振り返った。
自身はセンターバックながら、今大会5試合で4ゴール。セットプレーでのターゲットマンとして攻撃でも相手の脅威となり続けた。「質のいいボールが入ってくると思い、信じて飛び込めます」「セットプレーは自分がターゲットでやってきました。その責任を感じながら、自信を持って、周りもスペースを空けてくれて、そして藤森が蹴ってくれた結果だと思います」と、得意のドリブル突破からのクロスやセットプレーのキッカーのみならず、ロングスローでもボールを供給し続けたMF藤森颯太の名前を挙げつつ、チームのゴールであると強調している。
3回戦の阪南大高戦後にも「プレミアリーグでも相手に個性的なストライカーがいた場合、そこは大和が徹底的にと(黒田剛)監督に言われている」と語っていたように、今大会中、相手のエースを抑え続けた本職の守備については「相手の9番の選手(小林俊瑛)が191センチあって、どう跳ね返すかを(三輪)椋平とコミュニケーションを取っていて。この先もサッカーをやっていく中、身長のせいにしていたらそこまでと感じていて、どうつぶすかを意識しました。何本かは負けてしまいましたけど、シュートを打たれずに終わってよかった」と振り返った。
その三輪とは1年間、CBのコンビを組んできた。「(三輪が前回決勝で)PKを外してから近くで見てきましたが、あの時のシーン、感情を抱えながらやってきたと感じていて。僕も相方なので責任を感じていましたし、お互いのためにと助け合いながらやってきました」「(昨春に)守備陣を総入れ替えしてから前後のバランスがとても悪く、監督にも仲間にも怒られっぱなしでした。守備の選手として悔しくてGKの沼田(晃季)含め、シュートを打たせない気持ちで。言われ続けた悔しさが強みに変わりました」と悩み、もがきながら反発心を成長の糧としてプレミアリーグでも通用する堅固な守備へと変えてきた。
チームの強み、成長したこととして「みんながキャプテンという意識でやること。走る、戦う姿勢を(松木)玖生だけでなく全員でやるという意識が高まった」ことを挙げた丸山。「“3冠”という目標は奇跡というか、普通成し遂げられないことで。その中でまず1試合1試合、100%120%を出し切るかを大切にしていて、1試合ずつ乗り越えた結果、ここまで来られた」と、一戦必勝を徹底したからの結果であり、「監督の要求を信じてやってきたことで目標を達成できたと思います。監督、コーチに感謝しながら、喜びをみんなで分かち合えたら」と優勝を喜んでいる。
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