フランスF4王者の岩佐歩夢がFIA-F3とF3アジアへ参戦決定。佐藤連はスーパーフォーミュラ・ライツへ
ホンダは1月15日、10時からホンダ公式ホームページ内『バーチャルモータースポーツランド』でオンラインでの四輪モータースポーツ参戦体制発表と合わせて2021年のモータースポーツ活動計画概要を発表。四輪ドライバー育成として岩佐歩夢がFIA-F3とF3アジアに、佐藤蓮が全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦することが明らかになった。
現在19歳の岩佐は2019年のSRS-F(鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ)を首席で卒業し、2020年シーズンはフランスF4に参戦。海外の若手ドライバーたちに引けを取ることなく、シーズン21レース中9勝を含む15回の表彰台を獲得してヨーロッパでのレース初年度にして見事チャンピオンを獲得してみせた。
今シーズンはステップアップを果たし、ハイテックGPからFIA-F3、そしてF3アジアとふたカテゴリーに参戦することになる。ハイテックGPといえば、2020年シーズンはチームランキング4位、同チームから参戦していたリアム・ローソンは優勝経験もあり、ヨーロッパでもミドルフォーミュラの経験が豊富な有力チームだ。
また、先日、『RedBull Junior Team(レッドブル・ジュニア・チーム)』のホームページに掲載されているドライバーリストに名前が載っていたことから、おそらくレッドブルカラーのマシンで今シーズンを戦うことになるだろう。
ホンダとしても岩佐には2021年、アルファタウリ・ホンダからF1デビューを果たす角田裕毅に続く、世界で活躍できるドライバーとして期待していることは間違いないだろう。岩佐は今季のFIA-F3、F3アジアで更なる経験を積み、成績を残してF1に必要なスーパーライセンスポイントを稼ぐことが目標になる。
そして、岩佐と同様、2020年シーズンをフランスF4を戦い、ランキング2位の成績を残した佐藤連は日本へ戻り、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権にTODA RACINGより参戦することが決まった。
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