ヒュンダイ、i20クーペWRCの2021年カラーリングを発表。新形状のカナード装着
1月15日、ヒュンダイ・モータースポーツは2021年シーズンのWRC世界ラリー選手権を戦うヒュンダイi20クーペWRC 2021年仕様を発表し、モディファイされた新しいカラーリングを初公開した。
現行WRカー規定のラストイヤーとなる今季、マニュファクチャラーズタイトルの防衛とドライバー/コドライバーチャンピオンの獲得を目指すヒュンダイ。同陣営はすでに2021年シーズンを戦うドライバーラインアップを発表しており、全戦にフル参戦するレギュラードライバーにティエリー・ヌービルとオット・タナクを指名した。
また、昨シーズンのタイトル獲得に大きく貢献したダニ・ソルドとクレイグ・ブリーンの2名を、3台目のヒュンダイi20クーペWRCに交代で搭乗させるとしている。今月21日に開幕する第1戦モンテカルロにはソルドが出場予定だ。
なお、ヒュンダイで8シーズン目を迎えようとしているヌービルは開幕戦直前というこのタイミングで、長年にわたって共闘してきたニコラス・ギルソウルとのコンビを解消するという驚きの発表を行った。32歳のベルギー人は、4歳年下で同郷のマルティン・ウィダーグを後任に指名し、今シーズンを戦っていくという。
そんなヌービルらが乗り込む2021年仕様のマシンが15日に発表され、新しいカラーリングに彩られたヒュンダイi20クーペWRCが初公開された。
2021年仕様のリバリーは昨シーズンのカラーリングを継承しつつ、ボンネットの先端や、左右のテールランプの間をつなぐラインなど各部に手が加えられ、レッドの面積がやや拡大している印象だ。今季からピレリタイヤが装着されるホイールはブラックとレッドの前後関係が入れ替わった。
また、エアロパーツでは新形状のフロントカナードに注目。ヒュンダイi20クーペWRCは昨シーズン途中にアップデートを受け、フロントフェンダー上部の整流板やリヤウイング、リヤフェンダー後部の処理などの改良が行われ、そのなかでフロントカナードも1枚から2枚に増やされている。
今回発表された2021年仕様ではそのカナードの形が大きく変わっており、下段については外側が衝立のように反り立つ形状となった。また、上段は外側にスリットが入れられ、これを部分的に重ね合わせることでルーバー状の処理がなされている。
「ヒュンダイ」をもっと詳しく
「ヒュンダイ」のニュース
-
2台体制で挑むBRCレーシング、ロシアのルクオイルが“消えた”2022年仕様車を公開/WTCR3月31日17時56分
-
ヒュンダイ、WRCクロアチアを重要なテストに位置づける「ターマックは僕たちの弱点」とタナク3月31日12時20分
-
王者WSRが2022年リバリーを公開。エクセラー8は新開発のヒュンダイ製エンジンを投入へ/BTCC3月18日13時20分
-
胸スポンサー『3』に続き…『ヒュンダイ』がチェルシーとの契約停止を発表3月13日10時34分
-
エクセラー8が2022年仕様車2台分をお披露目。強力“トム”ペアは爽やかなホワイト&ブルーに/BTCC3月8日6時45分
-
古巣トヨタから参戦のラッピ「満足できる復帰初日だった」WRC第2戦スウェーデン デイ1後コメント2月26日12時47分
-
WRCスウェーデンの初日は10秒以内に4人が並ぶ大接戦。ヌービルがトヨタ勢をリード2月26日11時48分
-
【順位結果】2022年WRC第2戦スウェーデン SS7後2月26日9時52分
-
ヒュンダイのタナク、WRC開幕戦はリタイアも「ポテンシャルはある」と新車のペースに自信2月14日17時43分
-
ヒュンダイが体制発表。引退のガブリエル・タルキーニに代わりミケル・アズコナが移籍加入/WTCR2月9日17時10分
スポーツニュースランキング
-
1イチロー氏が大絶賛する阪神の打者「たぶん天才型なんだと思います」 日米野球で「ビックリしました」 スポーツニッポン
-
2「仰天したということはない」フルトンが打ち明けた井上尚弥の衝撃ダウンへの“本音” 電撃再戦の可能性はあるか【現地発】 ココカラネクスト
-
3大谷翔平が“史上5人目の快挙”へ! 第1打席に左前打で4試合連続安打 打率「.350」維持なら歴史的記録を達成 ココカラネクスト
-
4衝撃の弾丸ライナー! 大谷翔平、ヤバすぎる高速打球で“異変”が起きた!? 相手一塁手にアクシデント発生 ファン騒然「怪物だろ…」「負傷してこの打球?」 ABEMA TIMES
-
5西武激震!松井稼頭央監督休養で浮上する”次期監督”の名前 ココカラネクスト