好スタートを狙う岡田阪神 大物OBが投打の軸に指名した選手とは?
(C)CoCoKARAnext
今季、阪神は岡田彰布新監督のもと、昨季の3位を上回る順位を目指す。
昨年のキャンプ直前、矢野前監督が2022年シーズン限りでの退任を表明し物議を醸した。シーズンが始まるとリーグワーストとなる開幕9連敗の影響もあり、交流戦まで最下位に低迷した。中盤以降、巻き返しをみせ混戦となったAクラス争いを制し、最後は巨人を追い落として3位に滑り込んだ。
【関連記事】侍メンバー漏れの田中将、青柳、菊池涼、浅村…「落選」と「辞退」では大違い
今季は監督に2005年にリーグ優勝を果たしている岡田監督が復帰したとあって、新シーズンへの気運は高まっている。
そして、かつて岡田監督とともに現役時代を戦った球団OBも、新たな体制で挑む今季に明るい兆しを見出しているようだ。
1970年代から1980年代にかけ中日、西武、阪神で現役生活を送った田尾安志氏がYouTubeチャンネル『田尾安志【TAO CHANNEL】』を1月21日に更新し、その中で同じく阪神OBの中西清起氏と、2023年の阪神のチーム状況について語っている。
動画では、投打それぞれの中心となる選手を、田尾、中西の両OBが挙げていく形で進められており、冒頭より、大きく入れ替えとなった外国人選手の話題が展開された。昨季プレーした7人中6人が退団したことについてともに「思い切って外した」と驚きの様子で口をそろえた。
その上で、中西氏は昨季、外国人選手の人数が多かったとして「今季は打者2人、投手2人くらいで行くんじゃないか」と予想すると、また田尾氏も「キャンプで使ってみなければわからない。外国人選手がどれくらいのものかで大きく変わってくる」として、ここまで4名が加入した助っ人への印象を述べている。
そして打線では中西氏が「(中心は)この二人ですよ」と名前を挙げたのが佐藤輝明と大山悠輔。「佐藤と大山はフルイニング。絶対ここは使い切る」と言葉に力を込めると「守備固めでも引っ込めることは絶対しない」として、チーム屈指の長打力を誇る両主砲への期待の言葉を続けた。
田尾氏も「秋のキャンプでは佐藤に(首脳陣が)不満を持っていたみたいだけど、どっちか(ファーストかサード)で固定して使う」として、常時同ポジションで起用するべきと主張している。
また、投手では昨季、セットアッパーとして59試合に登板するなど大ブレイクを果たした湯浅京己について、中西氏は抑えに指名。田尾氏が「湯浅で行く?」と問われると「行くと思う。(岡田監督が)若くて活きの良いのが好きですから」と強調している。
さらに、青柳晃洋、伊藤将司、秋山拓巳等の先発陣に、中西氏は「夏くらいになったら遥人も出てくる」と昨季左ひじの手術で出場ゼロに終わった高橋遥人が加わると分析。田尾氏は「彼が普通に投げたら打たれない」と話しており、「ピッチャーは(頭数が)いますね」と見解を示している。
両OBの言葉通り、高いポテンシャルを備えた選手たちが主力を固める2023年は、キャンプ、そしてシーズン開幕を高い期待感とともに迎えることとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
Copyright © CoCoKARAnext All Rights Reserved.
「阪神」をもっと詳しく
「阪神」のニュース
-
【内田雅也の追球】「クリーンアップ」の4番5月23日8時2分
-
広島・森下 今季最多113球7回2失点も 阪神に22年8月から9登板白星なし 「立ち上がりが全て」5月23日5時45分
-
【阪神】無敵の“鯉キラー”を岡田彰布監督が絶賛「今日は良かったよ。よう踏ん張ったよな、7回な」5月23日5時0分
-
67年ぶりジャイアンツ馬場は「新鮮でした」 現役ドラフト経て初登板 次戦は阪神戦「負けられない」5月22日22時52分
-
【広島】連勝ストップでも強さを示す反撃 新井監督「みんながあきらめずに」5月22日21時52分
-
【阪神】岡田彰布監督、広島戦用の左腕リレーで逃げ切り「向こう残ってるの左ばっか。出さす必要ないやん」一問一答5月22日21時36分
-
広1—2神(22日) 大竹が7回無失点で4勝目5月22日21時13分
-
首位阪神が2位広島を下して1・5差に広げる 9回のピンチをしのぐ5月22日21時3分
-
【阪神】コイキラーで首位死守 大竹耕太郎が広島戦無傷の7連勝、大山悠輔は決勝打で節目の500打点5月22日21時0分
-
【広島】首位奪取に失敗 3試合連続2ケタ安打の打線が天敵・大竹に沈黙5月22日20時59分
スポーツニュースランキング
-
1批判殺到!どこ投げてんだよ…! 大谷翔平、まさかの盗塁で“異変”が起きた…!? 相手捕手のリアクションがヤバすぎる 「古田さんも思わず苦笑」「さすがに無謀w」 ABEMA TIMES
-
2元なでしこジャパン・鮫島彩が現役引退「サッカーを通じてとても彩りのある時間を過ごすことができました」 スポーツ報知
-
3真美子夫人にとっても嬉しい物件? 大谷翔平の12億円超えの高級邸宅購入に米記者が指摘「十分すぎるほどに充実している」 ココカラネクスト
-
4大谷翔平が“史上5人目の快挙”へ! 第1打席に左前打で4試合連続安打 打率「.350」維持なら歴史的記録を達成 ココカラネクスト
-
5【楽天】ソフトバンク戦2日で計33失点の大敗 「ファン離れ」心配...悔しさ糧に巻き返しへ J-CASTニュース