ヴァラン、30歳を前にフランス代表からの引退を発表…10年間で93キャップ記録
サッカーキング2023年2月2日(木)21時28分
ヴァランがフランス代表からの引退を発表 [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uのフランス代表DFラファエル・ヴァランが、フランス代表から引退すると2日、自身のInstagramで発表した。
ヴァランはランスの下部組織出身。2010年にプロデビューを果たすと、2011年夏にはレアル・マドリードへ完全移籍。高さと速さを兼備し、スマートな守備が持ち味のセンターバックとして、R・マドリードのチャンピオンズリーグ(CL)3連覇に貢献した。2021年夏にはマンチェスター・Uへ移籍。1年目は負傷にも苦しめられたが、エリック・テン・ハフ体制となった今シーズンは、アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスと共に、強固なCBコンビを形成。チームの上位進出に大きく貢献している。
また、フランス代表では2013年3月にデビュー。W杯本大会には3回出場し、レギュラーに君臨。2018年のロシア大会では、準々決勝のウルグアイ代表戦でゴールを決めるなど、20年ぶり2回目の優勝に輝く助力となった。ちなみに、同選手は世界で4人しかいない、同じ年にCLとW杯を優勝した選手の1人となっている。
(他にはクリスティアン・カランブー(フランス/1998年)、ロベルト・カルロス(ブラジル/2002年)、サミ・ケディラ(ドイツ/2014年)。奇しくも、ヴァランを含めて全員がその当時、R・マドリードに所属していた)
ヴァランはInstagramにて、以下のようなメッセージを綴った。
「10年間、我々の偉大な国を代表することは、自分の人生で、最大の栄誉の1つだ。このとてもスペシャルな青いユニフォームを着る毎に、大きな誇りを感じた。すべてを捧げ、心を込めてプレーし、ピッチに出る毎、勝つ義務があった。数か月間熟考し、代表を引退するのに適切な時期はここだと決めていた。
子どもの頃。1998年のフランスW杯に続いて、言葉では表せない感情を味わわせてくれた選手たちのチームを思い出す。自分は、国民の英雄になることを夢見て、20年後(2018年)、私は人生で最高の経験をすることが出来た。本当に誇りだし、カップを持ちかえることも出来た。決して忘れない。2018年7月15日、あの日に感じた感情の1つ1つを今でも感じている。それは自分の人生で最高に素晴らしく、記憶に残る瞬間の1つだ。
全員で勝ち取ったこの栄誉は、スタッフやディディエ・デシャン監督のサポート無しでは決して勝ち取れなかっただろう。しかし、それ以上に、(栄光までの)道中で我々を応援してくれる皆が居なければ、この勝利は実現しなかっただろう。皆の熱気、フランスにもどった時のお祝い、思い出は永遠に刻まれる。昨年の決勝で敗れた時も、美しい道で、帰国したらヒーローとして迎えてくれた。皆、1人1人にありがとう!
別れの瞬間は確かに寂しいが、新しい世代に引き継ぐ時がきた。我々には。チャンスを得るに値し、皆に必要とされ、引き継ぐ準備の出来ている、才能ある若い選手がたくさんいる。
心から、ありがとう。 ラファ」
ヴァランはランスの下部組織出身。2010年にプロデビューを果たすと、2011年夏にはレアル・マドリードへ完全移籍。高さと速さを兼備し、スマートな守備が持ち味のセンターバックとして、R・マドリードのチャンピオンズリーグ(CL)3連覇に貢献した。2021年夏にはマンチェスター・Uへ移籍。1年目は負傷にも苦しめられたが、エリック・テン・ハフ体制となった今シーズンは、アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスと共に、強固なCBコンビを形成。チームの上位進出に大きく貢献している。
また、フランス代表では2013年3月にデビュー。W杯本大会には3回出場し、レギュラーに君臨。2018年のロシア大会では、準々決勝のウルグアイ代表戦でゴールを決めるなど、20年ぶり2回目の優勝に輝く助力となった。ちなみに、同選手は世界で4人しかいない、同じ年にCLとW杯を優勝した選手の1人となっている。
(他にはクリスティアン・カランブー(フランス/1998年)、ロベルト・カルロス(ブラジル/2002年)、サミ・ケディラ(ドイツ/2014年)。奇しくも、ヴァランを含めて全員がその当時、R・マドリードに所属していた)
ヴァランはInstagramにて、以下のようなメッセージを綴った。
「10年間、我々の偉大な国を代表することは、自分の人生で、最大の栄誉の1つだ。このとてもスペシャルな青いユニフォームを着る毎に、大きな誇りを感じた。すべてを捧げ、心を込めてプレーし、ピッチに出る毎、勝つ義務があった。数か月間熟考し、代表を引退するのに適切な時期はここだと決めていた。
子どもの頃。1998年のフランスW杯に続いて、言葉では表せない感情を味わわせてくれた選手たちのチームを思い出す。自分は、国民の英雄になることを夢見て、20年後(2018年)、私は人生で最高の経験をすることが出来た。本当に誇りだし、カップを持ちかえることも出来た。決して忘れない。2018年7月15日、あの日に感じた感情の1つ1つを今でも感じている。それは自分の人生で最高に素晴らしく、記憶に残る瞬間の1つだ。
全員で勝ち取ったこの栄誉は、スタッフやディディエ・デシャン監督のサポート無しでは決して勝ち取れなかっただろう。しかし、それ以上に、(栄光までの)道中で我々を応援してくれる皆が居なければ、この勝利は実現しなかっただろう。皆の熱気、フランスにもどった時のお祝い、思い出は永遠に刻まれる。昨年の決勝で敗れた時も、美しい道で、帰国したらヒーローとして迎えてくれた。皆、1人1人にありがとう!
別れの瞬間は確かに寂しいが、新しい世代に引き継ぐ時がきた。我々には。チャンスを得るに値し、皆に必要とされ、引き継ぐ準備の出来ている、才能ある若い選手がたくさんいる。
心から、ありがとう。 ラファ」
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