ドゥカティ・レノボ・チームが2021年MotoGPの体制発表。ミラーとバニャイアが駆るデスモセディチGPをお披露目
2月9日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているドゥカティ・チームは2021年シーズンの参戦体制を発表。ライダーのジャック・ミラーとフランセスコ・バニャイアを紹介するとともに、ドゥカティの2021年型MotoGPマシン、デスモセディチGPがアンベイルされた。
2003年にMotoGPの参戦を開始したドゥカティは、昨年にアンドレア・ドヴィツィオーゾとダニロ・ペトルッチのふたりをファクトリーチームで起用。ドヴィツィオーゾが1勝を含む2度の表彰台でランキング4位、ペトルッチが1勝をマークしてランキング12位を獲得した。
また、プラマック・レーシングのミラーとバニャイア、エスポンソラーマ・レーシングのヨハン・ザルコを含む5人が貢献したことにより2007年以来2度目のコンストラクターズタイトルに輝いた。
しかし、ワークスチームのふたりがチームを離脱することとなり、プラマック・レーシングで戦っていたミラーとバニャイアがドゥカティ・チームに昇格することとなった。そして、ミケーレ・ピロがテストライダーを継続する。
ドゥカティ・チームの参戦体制は、ドゥカティ・モーター・ホールディングCEOを務めるクラウディオ・ドメニカリが登壇し発表会がスタートした。その後、ドゥカティファクトリーのMotoGPマシン、デスモセディチGPがお披露目された。
ミラーとバニャイアが駆るデスモセディチGPは、カウル全面の赤の配色は昨年と変わらないが黒の配色が減り、コンピュータメーカーの『Lenobo(レノボ)』のロゴがカウルに大きく掲げられた。
また、2018年からスポンサーを務めたレノボが3年間タイトルパートナーとなり、『Ducati Lenovo Team(ドゥカティ・レノボ・チーム)』として参戦することになることも明かされた。
最高峰クラス7年目となるミラーは、2020年に3度の2位表彰台と1度の3位表彰台を獲得し、131ポイントでランキング7位となった。
「デスモセディチが真っ赤になり、新しいレーシングスーツを着たときの感動は本当に素晴らしかったよ! 今年はドゥカティのオフィシャルチームでレースをすることにまだ実感が沸かないね」とミラー。
「ここにたどり着くまでに長い道のりがあったが、ついにレッドを身に着けることができ、大きな満足感が得られるだけでなく、将来の目標に向けて頑張る気持ちを持ち続けるためのモチベーションが得られた。新しい冒険を楽しみにしているし、今シーズンは大事な結果を残せるように頑張るよ」
最高峰クラス3年目のバニャイアは、2020年に3戦を欠場したものの復帰した第7戦サンマリノGPで2位表彰台を獲得。47ポイントを稼ぎランキング16位となった。
バニャイアは「初めてオフィシャルチームのカラーを着るので、とても重要なシーズンになるよ。まず、この最初の目標を達成できたことを誇りに思う。今年は、結果の面でさらに高い目標を目指して頑張るよ」と述べた。
「ドゥカティのオフィシャルチームの一員になることは常に僕の夢だった。期待を裏切らないように最善を尽くし、今すぐにでも戦えるように必要なものはすべて揃えて、高い目標に向かっていきたいと思う」と述べた。
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