「主役はオオタニだ!」175キロ超えの打球も放った大谷翔平の打撃練習に海外メディアも愕然「我々を驚かせて止まない」
開幕に向け、着実に回復している大谷。彼の見せつけた打撃練習は海外メディアをも驚かせている。(C)Getty Images
仕上がりは順調そのものだ。
現地時間2月12日に米アリゾナ州グレンデールの球団施設で、ドジャースの大谷翔平は今キャンプ初のフリー打撃を実施。右脇腹を痛めた昨年9月4日(同5日)以来161日ぶりとなる屋外での実施だったが、快音を響かせた。
【動画】推定140メートル弾も! 大谷翔平の161日ぶりの屋外打撃をチェック
本人も「軽めにいこうかなと思ってましたけど、思ったより振れていた」「内容自体はいいんじゃないかと思う」(米メディア『The Athletic』)と振り返る充実の屋外打撃となった。21スイング中10本のさく越えを披露した大谷は、最速109マイル(約175.4キロ)という鋭い打球も打ち込み、右肘に施行した手術の影響も感じさせなかった。
無論、大谷の驚異的なパワーを久々に目の当たりにした海外メディアでは驚きの声が上がっている。地元紙『LA Times』のジャック・ハリス記者は自身のX(旧ツイッター)で「今日のオオタニのバッティング練習であった大きな収穫」として、「フルスイングをしなかったにもかかわらず、彼は依然として簡単に十分すぎるパワーを発揮した。彼にとって良い兆候でもある」と、昨年の故障離脱から約5か月での復調ぶりに目を丸くした。
また、スペイン紙『Marca』は「主役は言うまでもなくオオタニだ」と絶賛。次々と快音を響かせた打撃内容を伝えたうえで「この春季キャンプで初めてバッティング練習に臨んだオオタニは、相変わらずのパワーで我々を驚かせて止まない」と愕然とした。
改めて、「打者」としての存在感を示した大谷。そんな二刀流スターに加えて、ムーキー・ベッツやフレディ・フリーマン、マックス・マンシー、ウィル・スミスといった強打者が居並ぶことになるドジャース打線。海外メディアをも驚かせるラインナップはつくづく恐ろしい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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