“97%後払い”は寝耳に水だった ヤ軍キャッシュマンGMが大谷翔平との交渉を語る「内容を聞いた時はビックリした」
ドジャース移籍を決めた大谷(左)。そんな偉才との交渉は世界に衝撃を与え、キャッシュマンGM(右)も驚かせた。(C)Getty Images
世界に衝撃を与えたメガディールの舞台裏が明らかになった。
現地時間2月16日、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは米メディア『Jomboy Media』のヤンキース専門サイト「Talkin’ Yanks」のポッドキャスト番組に出演。今オフに移籍市場を賑わせた大谷翔平の争奪戦について言及した。
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まさにエポックメーキングな契約だった。大谷は昨年12月9日にドジャースと10年7億ドル(約1015億円)というプロスポーツ史上最高額となるメガディールを締結。さらにMLB史上最大の割合となる97%を後払いとする契約形態にも合意した。
球界に新たな歴史を築いた大谷だが、97%を後払いにする条項により契約満了となる2033年までの年俸は、わずか200万ドル(約2億9000万円)。この前代未聞の契約は「僕の年俸を全部繰り越したら、チームは勝ちやすくなるの?」と問いかけた本人の申し出から実現したというのは、ネズ・バレロ代理人が明かし、小さくない話題となった。
そんな二刀流スターの争奪戦にはヤンキースも参戦していた。しかし、彼らは大谷陣営から後払いに関する提案を受けていなかったという。「Talkin’ Yanks」のポッドキャスト番組でコメントを求められたキャッシュマンGMは、「私はそう言ったものを、彼らから何も提示されなかった」と断言。「契約の内容を聞いた時はビックリした」と赤裸々に自身の考えを明かしている。
「後々になって、オオタニたちからドジャースに契約内容を提案したという話を聞いて納得がいったよ。あんな契約は一生に一度だ。二度と生まれないだろうね。我々に同じような提案はなかった。ノーだ。少なくとも私の中では一度もね」
複数球団が参加したとされる大谷の争奪戦。そのなかで後払いの提案を受けた球団は、ドジャースだけだったのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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