師匠は佐伯三貴、兄はツアープロ “黄金世代”小西瑞穂がプロ1年目での飛躍へ【24年注目ルーキー】
ALBA Net2024年2月22日(木)9時0分
佐伯三貴のまな弟子でもある小西瑞穂(撮影:福田文平)
2月29日から開催の「ダイキンオーキッドレディス」で国内女子ツアーは幕を開ける。そこではフレッシュなルーキーたちもプロゴルファーとしての第一歩を踏み出す。なかにはプロテスト直後に行われたQTを勝ち抜き、レギュラーツアーを主戦場にする選手もいる。今季前半戦に多く出場できそうなルーキーを紹介する。
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4回目の受験で最終プロテストに合格。そして、QTランキング23位に入り今季前半戦出場権を獲得したのは小西瑞穂だ。
1998年生まれの黄金世代で、広島県尾道市出身。東北福祉大に通っていたが、その先輩でもある佐伯三貴と師弟関係を結んでいる。
ファイナルQTでは2日目を終えて72位。来季の職場をかけた緊張感のある戦いのなかで、ボーダーラインの35位には遠い位置にいた。そこから「もう上げるしかない状況だった。ガンガン攻めました」と、残り2日間で猛攻。ツアープロの兄・健太とのタッグに安心感も覚えながら、ぐんぐんとスコアを伸ばして23位に入った。この“粘り強さ”も持ち味の一つだろう。
「冬にしっかり鍛え直して乗りこんでいけたら」というオフは、佐伯らとハワイ合宿も敢行。29日にルーキーイヤーが幕を開け、いよいよプロとしての転戦生活がスタートする。
昨年を漢字一文字で『成』と表現した。「テストに合格してQTをクリア。一番の目標をどちらも達成できた」。プロ1年目も掲げた目標をひとつずつクリアし、飛躍のシーズンにすることを目指していく。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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