「MLB入り確実」と現地で評価される3名の若きサムライとは?
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野球世界一の座を賭けて争われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。第5回を迎える今大会には、メジャーリーグのトッププレーヤーが顔を揃える。もちろん、日本代表「侍ジャパン」でも中心となるのはエンゼルスの大谷翔平(28)やパドレスのダルビッシュ有(36)という日米で高い実績を誇るプレーヤーであり、両スター選手の共演も注目を集める。
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その一方で、未来のメジャーリーガー達の躍動にも世界各国からの視線が注がれる舞台でもあることも確かだ。特に、今回の侍ジャパンにはすでに海外でも名前が知れ渡っている多くの20代選手が名を連ねており、大会開幕が目前となった現在ではその存在を連日のように、各国メディアが扱っている。
3月3日配信の米『CBS Sports』でも、若きサムライ3名がプロスペクト(若手有望株)として取り上げられ、近い将来での米球界入りが確実と紹介されている。
最初に名前が挙げられているのはオリックスの山本由伸(24)。同メディアは「間違いなく日本プロ野球界で最高の投手である」と評した上で「投球の質という観点からも、(メジャーに)すぐに馴染むだろう」と予想。さらに「90マイル台半ばの速球に加え、スプリッター、ハイスピンのカーブなど、素晴らしい球種を持っている」と称えている。
さらに「ニューヨーク・ポスト紙は今月初め、ヤマモトが2023年シーズン以降にMLB入りを検討するためにポスティングされる可能性があると報じた。その時点で、MLBに必要な基準(25歳ルール)をクリアし、国際アマチュアフリーエージェントとしての扱いを受けることはなくなる」として、来オフのMLB移籍が有力と指摘している。
2人目はロッテの佐々木朗希(21)だ。「昨年4月に19奪三振の完全試合を達成し、世界的な話題となった」と昨シーズン達成した快挙を振り返り、「素晴らしい速球を持ち、球種はスプリッターとフォークボールが中心で、変化球も2種類ある」と特徴を記している。また「MLBが定める基準をクリアするのは2026年以降となるため、2027年が最短の入団時期となる」とメジャー挑戦時期に言及した。
もう1人はヤクルトの村上宗隆(23)。若き三冠王にもMLB入りへの見解を示しており「2022年に56本塁打を放ち、日本出身選手の1シーズン記録を打ち破り、世界的な知名度を大きく高めた」とした上で「スワローズと3年間の契約延長をしており、その契約満了時にポスティングされる見込みで、2026年にMLBデビューする可能性が高いことになる」と綴っている。
野球界最高峰の舞台であるメジャーリーグで、今回紹介された3名がプレーする日はそう遠くはないだろう。そして、目の前に迫ったWBCでは一足先に、日本が誇る才能たちが世界中を驚かせることとなるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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