ゴルフフェアの会場に“殿堂入り”の倉本昌弘らが登壇 「70歳までシニアツアーで活躍したい」
ジャパンゴルフフェアで開催された日本プロゴルフ殿堂入り式典で表彰された倉本昌弘(撮影:ALBA)
3月8日から3日間の日程で開催されている「ジャパンゴルフフェア2024」の会場で、第10回日本プロゴルフ殿堂の式典が行われた。
表彰されたのは2部門。1972年以前(男子ツアー制度施行前)に活躍し功績を残した選手に贈られるレジェンド部門と、73年以降に活躍、功績を残し表彰ノミネート資格を満たしている選手に贈られるプレーヤー部門だ。
レジェンド部門として表彰されたのは井上清次氏。式には代理として息子の幸一氏が出席し「本日は森口祐子さんのおかげで殿堂入りできたこと、非常に父も喜んでいると思います」と永久シードで2018年に日本プロゴルフ殿堂入りを果たしている森口祐子の師匠をつとめていたことのおかげで受賞できたと父・清次の代わりに感謝の気持ちを表した。
プレーヤー部門では、国内女子ツアー通算18勝の日蔭温子が選ばれた。「今年1月早々の能登半島の地震で、まだ大変な思いをされている方にお見舞い申し上げます。そのなかで、私が名誉ある殿堂入りを果たすことができたことに本当にうれしく思います」と、この表彰に喜びを感じていた。
同部門を受賞したレギュラーツアー30勝、国内シニアメジャー2勝を含めたツアー8勝、同ツアー賞金王2回となっている倉本昌弘。今年2月にジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC)のアドバイザーにも就任し、いまだプロゴルフ界に多大な貢献をしている倉本は、笑顔で登壇し深々と頭を下げて賞状を受け取った。
「殿堂に表彰いただき誠にありがとうございます。私は10歳からゴルフを始めてプロになったのが25歳。そのころには10年やればやめるぞと言っていた。その私がこの68歳までこうやって苦労を続けるとは思っておりませんでしたし、こうやって表彰していただいて、多くのみなさまと一緒にこの殿堂に入ることは本当にうれしく思っております」
68歳の倉本は「70歳までシニアツアーで活躍したい」と表明した。試合で戦いながら、国内男子ツアーを盛り上げるために力を注いでいく。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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