不調ショットに光明 西村優菜は納得のラウンド「ここ最近ではいいゴルフ」

2024年5月17日(金)13時59分 ALBA Net

西村優菜はショット復調で上々スタート(撮影:ALBA)

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<ミズホ・アメリカズオープン 初日◇16日◇リバティ・ナショナルGCニュージャージー州)◇6675ヤード・パー72>

風が吹き、雨が降る難しいコンディションとなった初日。西村優菜は「ここ最近ではいいゴルフができた」と5バーディ・1バーディ・1ダブルボギーの「70」で回り、2アンダー・17位タイと上々のスタートを切った。


タフなコンディションとなった前半は、10番でバーディを先行させるも、11番パー3では「右から強く吹いていて、5番ウッドで打っていたけれど、ちょっとひっかけたというのもあって。バンカーの右に落ちたけれど、ヘリで大きくキックしてしまった」とダブルボギーとしてしまった。さらに18番パー4でもボギーとしたが「気持ちを切り替えながら、難しいコンディションではあったので耐えながらプレーできた」。スコアを2つ落とす結果となったが、気持ちを落ち着かせながらダメージを最小限にとどめた。

耐えた”ご褒美”として、後半は雨も止んで状況は好転。「パッティングは前半から良かったですし、ショットのフィーリングも良くなってきたので、うまくかみ合ってくれた。前半は打っちゃったけど、戻せたから良かった」。1番でバーディを奪い、4番パー3では1.5メートルのバーディパットを決めると、5番パー4ではグリーン上段から10メートルを沈めて連続バーディとした。さらに9番でバーディ締めとして、2アンダーまで取り返してみせた。

「良かったです…。前半はタフで寒かったし、風があって難しかった。ピンよりはセーフティにターゲットを作って、そこに打てていたのでいいフィーリングがあった。後半から風が止んできたのでピンを狙いやすくなった」と納得のラウンドだった。

一時帰国して出場した日本ツアー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」からショットの不調を感じていて、「ショットがここまで不安というのはあまりなかったかも。日本ツアーにいるときは自信を持って振っていたので。構えて怖いことがあまりなかったけれど、いまはある。それを消すためにコツコツやるしかないので、発見を見つけて、それをやって、ダメだったら違うのを見つけて、というのをしていきたい」と模索中だ。

そんな中、練習日に「トップの位置を意識した。トップで待てた。打ち急ぎしなかったというのがあって、こういうテンポで打っていたかも、っていうのがあった」とキッカケをつかんだ。きょうはフェアウェイキープ率は100%、パーオン率も77%を記録した。「ずっと頭を使いながら練習をしていて、それがコースでできたというのがうれしいし、それを続けていけるように、型にはめられるようにしたい」と復調への光明を見いだせたラウンドとなった。

あすは「きょう60台に1打届かなかったので、あしたは60台を目指したい」と復調ショットで自信も上向き。「ステディに18ホールを集中して頑張りたい」と4打差ある首位の背中を追いかける。


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