大谷翔平、オープン戦絶好調の要因?強力ドジャース打線を支える「最新テクノロジー」とは
OPS1.705という驚異的な数字を残す大谷も最新テクノロジーの恩恵を受けているようだ(C)Getty Images
現地時間3月12日(日本時間13日)、ドジャースの大谷翔平はジャイアンツとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場し、オープン戦2号本塁打を含む4打数3安打2打点をマークした。
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大谷はここまでのオープン戦で打率.579、2本塁打、9打点、出塁率.652、長打率1.053、OPS1.705と驚異的な数字を残しており、20日に韓国・ソウルで行われる開幕戦に向けて順調な調整ぶりを披露している。
絶好調の大谷だが、ある“最新機器”が二刀流スターを支えているのかもしれない。ロサンゼルスに拠点を構える日刊紙『Los Angeles Times』はレポートの中で、ドジャースが導入している最新鋭ピッチングマシン「Trajekt Arc」を紹介した。
ドジャースは今年からスプリングトレーニングが行われているキャメルバックランチに新しく屋内トレーニング施設をオープン。様々な最新のマシンが導入されているが、その中でも最も高く評価されているのが「Trajekt Arc」だという。
「Trajekt Arc」はMLBの投手が投げる球のスピードやジャイロ成分(投球方向に軸が傾くこと)の再現が可能。どんな球もシミュレーションできる画期的なピッチングマシンだ。『Los Angeles Times』は記事内で、ドジャースのクリス・テイラーが「どうやったらこんなことができるのか」と語ったコメントを記載。あまりの再現度にベテランも驚きを隠せなかったようだ。
さらに、テイラーは「Trajekt Arc」は現実の投手が投げる球よりも「速く、重く」感じられると付け加え、「(ドジャースの)みんなは実際のゲームになると、ボールのスピードが落ちるように感じると言っているよ」とチームメイトの感想も紹介していた。
同メディアによると、同機器はいずれドジャースタジアムにも導入される予定で、「『Trajekt Arc』が今年の春、ドジャース全体に強烈なインパクトを与えている。ラックス、テイラー、マンシー、そしてオオタニも、開幕への準備に役立てている」と伝えた。
最新鋭マシンの存在が大谷のさらなる成績向上に貢献するかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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