アウェー北朝鮮戦の中止は”好都合”だった?久保建英の早期帰還に歓喜の声「アルグアシルを喜ばせる」
久保は今回の代表招集で出場なし。移動こそあったものの、プレーによる疲労や怪我を避けられたのは好材料だろう(C)Getty Images
サッカー日本代表は今月、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選として、北朝鮮代表とのホーム、アウェーの2連戦を戦う予定だったものの、3月26日に開催予定だったアウェー戦は直前になっての中止という、前代未聞の展開を迎えた。21日の国立競技場で行われたゲームは1-0で日本が勝利を収めており、国際サッカー連盟(FIFA)が26日開催分だったゲームの中止を決定したことで、すでに日本代表チームは解散している。
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日程上は現在もインターナショナルマッチデーとなっていることで、欧州各国トップリーグは今月末に公式戦の再開を迎える。だが、日本代表プレーヤーは予定よりはやく活動を終えたため、思わぬタイミングでの帰還となったことへの反応も報じられている。
スペインサッカーメディア『ESTADIO DERPOTIVO』では、「北朝鮮がイマノル・アルグアシルに喜びを与える」と銘打ったトピックを配信。久保建英のクラブ復帰を伝えている。
タイトル通り、代表活動から久保が予定よりはやくチームに戻ったとして、クラブを率いる指揮官の心情に言及する内容となっている。その中で同メディアは、レアル・ソシエダが先週末、休暇のスケジュールとなっていたと説明しながら、その上で、「世界中で代表としてプレーしていた中の1人がすでに回復している。他ならぬタケフサ・クボだ」と指摘。
続けて、「この日本代表ストライカーは、3月26日に予定されていた北朝鮮との親善試合がキャンセルされたため、日本代表との合宿はすでに終了している。その結果、クボは週末にサン・セバスティアンに戻り、遅くとも来週か火曜日にはアルグアシルの指示のもとで練習に復帰することになる」と見通している。
また、国立でのゲームに久保の出場が無かったとして、「おそらく、北朝鮮との第2戦のためにクボを温存していたのだろうが、この試合が中止になり、日本代表の合宿は予想よりも早く終了した」などと振り返っている。
トピックにもあるように、週明けからクラブの練習復帰となる見込みの久保。リーグ再開初戦、現地時間3月31日(日本時間4月1日)のアウェー、アラベス戦では万全のコンディションでピッチに立つことが予想される。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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