原英莉花が好きな感触は“パキッ”? 新アイアン投入へ「打感が良かった」
笑顔がまぶしい原英莉花(撮影:福田文平)
<ヤマハレディースオープン葛城 事前情報◇27日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6455ヤード・パー72>
原英莉花は出場2試合連続で予選落ちと苦しい春先を過ごしている。今大会ではしっくり来ていなかったアイアンの変更を検討。27日のプロアマでは新しいアイアンに好感触を得たようで、初日から実戦投入となりそうだ。
「アイアンショットが切れてこなくて…」。原は結果が出ない要因をこう自己分析した。先週までのアイアンは昨シーズン中に腰の手術を受け、復帰直後から使用しているもの。現在の状態に合わせて、クラブを替えたいという思いはあったが、納得できるものが見つからず「妥協というわけじゃないですけど、これで行くかという感じで使い続けてきたので、自信を持ってプレーできていなかったと思います」。この日バッグに入れたアイアンのヘッドはキャロウェイの新しい「X FORGED」。シャフトは従来と同じモデルだが、0.25インチ短くした。
この0.25インチが原の中では大きな変化。「切り返しでもったりしていたので、もう少しパキッとしてほしいと思って短くしました」。もったりしたシャフトでは右手首の角度が維持できず、しゃくるようなスイングになり、フェース面がコントロールできないとのこと。一方、パキッとしたシャフトはインパクトでボールを押し込める。春先のトーナメントはフェアウェイにアンジュレーションがあるコースが多く、ショットの安定にはフェース面のコントロールや押し込みがより重要になるのだという。
ヘッドについては「一昨年に使わせてもらったモデルの進化版と聞いています。顔はいいなと思っていて、今日打ってみて打感は良かったです」。かなりの手応えを感じているようで、実戦投入となりそうだ。
今季は国内開幕の前週に米女子ツアー「ホンダLPGAタイランド」に出場。16位タイとシーズン初戦としては上々の成績を残したものの、寒暖差の影響からか「帰国してからちょっと食欲がないのです」とコンディションも万全ではなかった。それでも、この日のプロアマでは「久々に半袖でプレーできたので戻ってきそう。暖かい方がいいですね」と不安は解消しつつある。
今年はなかなか気温が上がらない3月だったが、大会2日目以降は最高気温が20度を超える予報が出ている。本格的な春の訪れとともに原のゴルフの調子もグンと上昇してきそうだ。(文・田中宏治)
<ゴルフ情報ALBA Net>
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