スーパーフォーミュラ富士テスト2日目午前は野尻が制す。トップ4が1分21秒台を記録
3月29日、富士スピードウェイで全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2回公式合同テスト午前のセッションが行われ、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分21秒621のトップタイムをマークした。テスト2日目のこの日、TEAM MUGENの15号車に阪口晴南が乗り込み、スーパーフォーミュラ初ドライブを果たしている。
初日に引き続き2日目も快晴の下で行われたスーパーフォーミュラ第2回公式合同テスト。15号車のTEAM MUGENは初日にドライブした福住仁嶺に代わって阪口がステアリングを握り、計19名のドライバーが走行を行った。また、初日同様に2日目午前のセッションではオーバーテイクボタンが2回、使えることになっている。
9時30分から始まったセッションだが、開始早々に阪口がシケインでコースアウトしマシンを止めてしまう。このため赤旗が提示され、約4分間のセッション中断となった。なお、阪口はその後も走行を続けている。
走行が再開されると、各車続々とコースイン。開始20分後には、早くも国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)などが1分23秒台と記録、45分を過ぎたころには石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がこのセッションで初めて1分22秒台をマークする。
そのまま周回が重ねられていったが、セッション開始から1時間半をすぎたころ、千代勝正(B-MAX RACING TEAM)が1分21秒996を記録してトップに浮上。このあたりから、セッション最後のタイムアタックが始まる。ニック・キャシディ(KONDO RACING)、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が1分21秒台次々にタイムを更新すると、野尻が1分21秒621をマーク。
ちなみに初日午前に1分21秒861のトップタイムを記録した関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は、初日午前のこのタイムを出したラップではオーバーテイクボタンを2回使ったと語っている。野尻、石浦、キャシディ、千代がそれぞれどのようにアタックを行ったかは不明だが、情報が入り次第お伝えしよう。
そのままトップが入れ替わることはなく、2日目午前のセッションは野尻が制した。2番手には石浦、3番手にはキャシディがつけ、千代4番手でここまでが1分21秒台をマーク。5番手は平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が続いた。
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