ウルグアイ代表、“狂人”ビエルサ氏を新指揮官に指名?…すでに招へいに向け交渉中か
サッカーキング2023年3月31日(金)11時48分
リーズを率いていた当時のビエルサ氏 [写真]=Getty Images
ウルグアイ代表がマルセロ・ビエルサ氏の招へいに向けて動いているようだ。30日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。
FIFAワールドカップカタール2022南米予選で苦戦を強いられたウルグアイ代表は、一昨年11月に15年間に渡る長期政権を築いていたオスカル・タバレス元監督を解任。同年12月に就任したディエゴ・アロンソ前監督の下で巻き返しに成功し、本大会の出場権を獲得した。しかし、迎えた本大会ではグループステージで3位に終わり、早期敗退の憂き目に。大会後、D・アロンソ前監督の退任が発表された。
その後、ウルグアイサッカー協会(AUF)は後任探しに着手したものの、なかなか新指揮官は決定せず。今月には日本代表(1-1△)と韓国代表(2-1○)との国際親善試合を戦ったが、この2試合ではU-20ウルグアイ代表のマルセロ・ブロリ監督が暫定的に指揮を執っていた。
そんな中、“エル・ロコ”(スペイン語で狂人)の異名を持つビエルサ氏がウルグアイ代表の新指揮官に就任する可能性が浮上しているという。報道によると、現在AUFは同氏の招へいに向けて水面下で交渉を進めているという。話し合いは合意には達していないものの、「ビエルサ氏はウルグアイ代表の新監督就任に非常に近い」と『アス』は伝えている。なお、交渉が合意に達した場合、両者はFIFAワールドカップ2026南米予選終了までの契約を締結する見込みだという。
稀代の戦術家として知られている現在67歳のビエルサ氏は、1980年の現役引退後に指導者に転身し、アスレティック・ビルバオ、マルセイユ、ラツィオ、リールなど世界各国のクラブで監督を歴任。また、1998年から2004年にかけてアルゼンチン代表、2007年から2011年にかけてはチリ代表を率いた。
2018年夏からはリーズを指揮。2019-20シーズンにEFLチャンピオンシップ(英2部)を制し、チームをトップリーグ昇格に導くと、17シーズンぶりのプレミアリーグとなった20-21シーズンは昇格組史上最高となる勝ち点「59」を獲得して9位フィニッシュを果たした。しかし、翌21-22シーズンは開幕から低迷し、昨年2月に解任の憂き目に遭った。
FIFAワールドカップカタール2022南米予選で苦戦を強いられたウルグアイ代表は、一昨年11月に15年間に渡る長期政権を築いていたオスカル・タバレス元監督を解任。同年12月に就任したディエゴ・アロンソ前監督の下で巻き返しに成功し、本大会の出場権を獲得した。しかし、迎えた本大会ではグループステージで3位に終わり、早期敗退の憂き目に。大会後、D・アロンソ前監督の退任が発表された。
その後、ウルグアイサッカー協会(AUF)は後任探しに着手したものの、なかなか新指揮官は決定せず。今月には日本代表(1-1△)と韓国代表(2-1○)との国際親善試合を戦ったが、この2試合ではU-20ウルグアイ代表のマルセロ・ブロリ監督が暫定的に指揮を執っていた。
そんな中、“エル・ロコ”(スペイン語で狂人)の異名を持つビエルサ氏がウルグアイ代表の新指揮官に就任する可能性が浮上しているという。報道によると、現在AUFは同氏の招へいに向けて水面下で交渉を進めているという。話し合いは合意には達していないものの、「ビエルサ氏はウルグアイ代表の新監督就任に非常に近い」と『アス』は伝えている。なお、交渉が合意に達した場合、両者はFIFAワールドカップ2026南米予選終了までの契約を締結する見込みだという。
稀代の戦術家として知られている現在67歳のビエルサ氏は、1980年の現役引退後に指導者に転身し、アスレティック・ビルバオ、マルセイユ、ラツィオ、リールなど世界各国のクラブで監督を歴任。また、1998年から2004年にかけてアルゼンチン代表、2007年から2011年にかけてはチリ代表を率いた。
2018年夏からはリーズを指揮。2019-20シーズンにEFLチャンピオンシップ(英2部)を制し、チームをトップリーグ昇格に導くと、17シーズンぶりのプレミアリーグとなった20-21シーズンは昇格組史上最高となる勝ち点「59」を獲得して9位フィニッシュを果たした。しかし、翌21-22シーズンは開幕から低迷し、昨年2月に解任の憂き目に遭った。
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